
- 中古
- 書籍
- 書籍
- 1215-02-04
人の心がつくりだすもの

定価 ¥1,760
550円 定価より1,210円(68%)おトク
獲得ポイント5P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 大和書房 |
発売年月日 | 2008/06/19 |
JAN | 9784479792390 |
- 書籍
- 書籍
人の心がつくりだすもの
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
人の心がつくりだすもの
¥550
在庫なし
商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この本は没後1年の2008年6月に大和書房から刊行された本。 「財団法人ちゅうでん教育振興財団」の広報誌「えるふ」に連載された河合隼雄対談から、6つを選んだもの。(「ちゅうでん」というのは中部電力のこと) だから、追悼本である。 ーーー 河合さんの話の中に、「懐かしい」という英語は無い、という話があった。(ノスタルジーは口語では使わないらしい) “I remember that!” それ、覚えてる “It reminds me of old days.” 昔を思い出したよ “Good old times/days.” いい時期だった “I miss old days.” 昔が恋しい 覚えてる 思い出す 良い思い出 悪い思い出 このどれかを話の状況で使い分けるらしい。 p57 河合さんの奥さんとお子さんとの逸話があった。 息子が小学生のとき、家内がクラスの担任から、「河合君はちょっと変わってて、冗談をいっても全然笑わない。感情の表現が乏しいんじゃないですか。お宅ではよく笑ってますか」といわれたことがあるんです。家内が心配して家に帰ってきてから息子に、「学校でまったく笑わないそうじゃないの。どうして?」って聞いたら、「先生のいってること、なんもおもろないから。先生って、なんであんな見えすいた冗談いうんやろ」って。 p127 美術家の森村泰昌さんが自分病という言葉の説明があった。 人間というのはそもそも、病気とか、自分とか、われわれとかというものをすごい気にする存在でしょう。ほかにそんな生物はいないわけだから。これって、自分病だと思うんですね。@河合:自分病を持っているのは人間だけです。 「笙」(しょう)の演奏家 宮田まゆみさんが雅楽の演奏は観客がいなくとも行うという話をしていた。(私:なるほど~) p168 純粋な儀式に使われる音楽で、「御神楽」などがあります。御神楽は、いわゆる里神楽とはちょっと違って、天皇の即位式とか、宮中の儀式のときの音楽。真夜中に、観客は誰もいなくて、神さまと天皇と演奏する人だけの場で演奏されます。これは、神さまに降りてきていただくための音楽なんです。(省略)音で神さまをお招きするわけです。
Posted by
「心ってある?」 時計があるとか机があるとかいうふうに重さがあるという言い方をしたら、心には重さがありませんからそういう見方からしたら心はないということになる。けれども、人と話をしている時など、あいつがどうしたとかこうしたとかいっている時に、心というのを介在させた方がずっと話し易...
「心ってある?」 時計があるとか机があるとかいうふうに重さがあるという言い方をしたら、心には重さがありませんからそういう見方からしたら心はないということになる。けれども、人と話をしている時など、あいつがどうしたとかこうしたとかいっている時に、心というのを介在させた方がずっと話し易い。
Posted by
笑うことで自分を客観化する。人との会話でも、特に恐い上司と対峙しなきゃいけないときほど、隙を作って笑いをはさむように戦っていきたい。。
Posted by