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イソップ株式会社 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2008/06/25 |
JAN | 9784122049857 |
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イソップ株式会社
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商品レビュー
3.3
11件のお客様レビュー
ひとつのお話の中にお話がいっぱい……。 その上、敬愛する和田誠さんのイラストがちりばめられて…… なんと贅沢な……。 超高級、おせち料理をいただいた気分です。 お二人ともありがとうございました。
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井上ひさしの連作小説『イソップ株式会社』を読みました。 『東慶寺花だより』、『モッキンポット師の後始末』に続き、井上ひさしの作品です。 -----story------------- 夏休み。 いなかですごす二人の姉弟のもとに、毎日届く父からの手紙には、一日一話の小さな「お話」...
井上ひさしの連作小説『イソップ株式会社』を読みました。 『東慶寺花だより』、『モッキンポット師の後始末』に続き、井上ひさしの作品です。 -----story------------- 夏休み。 いなかですごす二人の姉弟のもとに、毎日届く父からの手紙には、一日一話の小さな「お話」が書かれていた。 物語が生み出す、新しい家族の姿。 ----------------------- 2004年(平成16年)5月から2005年(平成17年)1月の期間『読売新聞土曜日朝刊』に連載された作品… 和田誠のほのぼのとした挿絵が印象的でした。 ■はじめのお話 スフィンクスのなぞ唄 ■第二のお話 絵の具の秘密 ■第三のお話 黄金の壺 ■第四のお話 日本一きれい ■第五のお話 小さな王様 ■第六のお話 一瞬のまばたき ■第七のお話 一九一八六一 ■第八のお話 小さな王様、船出する ■第九のお話 すてきなジーパン ■第十のお話 うっかり博士の最後 ■第十一のお話 小さな王様、取り引きする ■第十二のお話 近眼先生と八助 ■第十三のお話 悲観主義者と楽天家 ■第十四のお話 見えないライバル ■第十五のお話 小さな王様、帽子の秘密を知る ■第十六のお話 泡の一生 ■第十七のお話 おろか村 ■第十八のお話 小さな王様、陸に上がる ■第十九のお話 偉ぶった市長さん ■第二十のお話 東京とお日さまと ■第二十一のお話 小さな王様、水玉を発見する ■第二十二のお話 利発な王子 ■第二十三のお話 魚清のお兄さん ■第二十四のお話 小さな王様、お天気づくりの魔女と話をする ■第二十五のお話 どっちがうまいか ■第二十六のお話 アメリカかぶれ ■第二十七のお話 小さな王様、天気の神様に会う ■第二十八のお話 口をきくお金 ■第二十九のお話 ゴンベ狸 ■第三十のお話 小さな王様、怒りだした地球を知る ■第三十一のお話 長助さん ■第三十二のお話 巡り会い ■第三十三のお話 猫のミラノ ■第三十四のお話 苦心の歯医者さん ■第三十五のお話 後日談 ■第三十六のお話 小さな王様、尖んがり帽子を縫う ■おしまいのお話 小さな王様、島へ帰る ■あとがき 東北に住む祖母・トキばあさんのいなかの家で夏休みを過ごすことになった、星さゆり(中学1年生)と洋介(小学4年生)の姉弟に海外出張中の父・光介から届く手紙は、一日一つの小さな「お話」… 魅力あふれる古今東西の物語が、新しい家族をつくりだす、、、 童話作家の父が子どもたちに伝えたかったこと… 物語を通して生まれる新しい家族の姿。 豊かな自然、林間学校にやってきた子どもたちとの交流、地元の人たちとのふれあいを通してひとまわり成長する姉弟… 少し大人に近付くんですよねー 手紙を待つ気持ち、手紙を開くときのドキドキ、懐かしい文字や愉しみにしている「お話」… 姉弟の経験や成長を通じて、家族の在り方が描かれており、年代を問わず愉しめる作品だと思います。 特に弟・洋介の成長が著しくて逞しくなったと感じさせられましたねー 和田誠のカラーイラストがたっぷりなのも嬉しい作品です。
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井上ひさしさんの作品はひさびさ。 1日ひとつずつお話を書いてくれるお父さん、それを楽しみに待つ子供たち。夏休みのお話の内容と日常が綴られている。 お話は分かりやすく教訓が含まれているものもあれば、なぜそうなるのかと思うような話もあり、それ自体、昔話と共通してなんだか面白い。
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