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河合隼雄著作集(2) ユング心理学の展開
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河合隼雄著作集(2) ユング心理学の展開

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1998/01/10
JAN 9784000918329

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2016/04/19

『影の現象学』(思索社、講談社学術文庫)と『イメージの心理学』(青土社)を収録しています。 『影の現象学』では、著者の臨床経験だけでなく、文学作品や絵画などを題材にとりながら、すべての人間につきまとっている「影」が投げかける問題と、それが私たちの人間形成にどのような役割を果たし...

『影の現象学』(思索社、講談社学術文庫)と『イメージの心理学』(青土社)を収録しています。 『影の現象学』では、著者の臨床経験だけでなく、文学作品や絵画などを題材にとりながら、すべての人間につきまとっている「影」が投げかける問題と、それが私たちの人間形成にどのような役割を果たしているのかということが考察されています。 ある個人の自我があまりにも一つの方向に偏っているばあい、いまだ実現されていない無意識の一面が彼の「影」となって現われ、対決を迫られることになります。このとき、うまく「影」を統合することに成功すれば自我に大きな成長がもたらされることになるのですが、統合に失敗する危険性も存在すると著者はいいます。さらに離人症の分析にあたっても、こうしたユング心理学の無意識の考えに基づいて考察が進められています。木村敏が離人症を「自分であること」の病として考察しているのを参照しながらも、著者はそれを「自我」と「影」の両面をもついっそう深い「自己」の統合へ向けての葛藤として理解しようとします。 文学作品のうちに相反する二つの世界の離反と結合を読み取る議論は興味深く読みました。また、病からの回復が「自己」の統合という一つの「物語」の形で理解されるという問題には、啓発されるところがありました。 『イメージの心理学』も、ユング心理学をベースに置きつつ、イメージの果たす役割について著者自身の考えが展開されています。著者は、クライアントが語る内容に含まれるイメージの豊かさを切り捨てて、既成の概念によって「解釈」したり「言語化」したりすることの危険性を指摘し、イメージが宗教、芸術、創造性、ライフ・サイクルなどと深くかかわるということについての考察をおこなっています。

Posted by ブクログ

2008/07/22

20/7/21 まず影を、その後に、金を尊重することを学びなさい。>シュレミール ルーマニア>壁を丈夫にするために影を売る 投影の引き戻し>勇気の要る仕事>他人に対して投げかけていた影を、自分のものとしてはっきりと自覚しなければならない。 集団>影>自覚することが難しい ...

20/7/21 まず影を、その後に、金を尊重することを学びなさい。>シュレミール ルーマニア>壁を丈夫にするために影を売る 投影の引き戻し>勇気の要る仕事>他人に対して投げかけていた影を、自分のものとしてはっきりと自覚しなければならない。 集団>影>自覚することが難しい 秘密を明らかにしようとするとき、あるいは明らかにせざるを得ないとき、その個人が新しい生き方を見出そうとしないときは大きい危険に陥ることになる。 トリックスター>自在性、両義性 忠告によってのみ人が変わるのなら、心理療法家などという職業は不要かもしれない。 名づけることは大切なことであるが、この段階にとどまっていることは無意味である。あるいは、むしろマイナス 魍魎>影の外縁にできる薄い影 精神分析は科学でない>だからと言って無用という結論にジャンプしない。>自然科学意外に有用なもの、信頼できるものも沢山存在している。 モーツァルト>交響曲を一瞬のうちに聞くことができた>イメージの集約性 元型そのものは「わかることがない」と自覚していないと、すぐに一人よがりになったり、自我肥大を起こしたりする危険性をもつものである。>危ういバランスの上にユングの元型という考えは成り立つ 現代人>個人として個人の祭りを日常生活を保ちつつ行う>個性化の過程 ある宗教を本当にわかるためには、自分の身体も用いねばならない。 治療者は自分の両性具有について相当意識するひつようがある。 治療者は自分の能力の限界について、よくよく意識していることが必要である。自分の能力の限界を知って、無理をせずにいると、不思議に能力を超えたようなことが生じてきたりして、事態が進展するものなのである。 自分の人生こそが作品>自分の人生は手作りで作り上げねばならない。

Posted by ブクログ

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