読むだけですっきりわかる日本史 宝島社文庫

後藤武士【著】

• 内容紹介: 世界のなかでも類い稀なる急成長を遂げてきた日本。この国の歴史は良い時代、悪い時代それぞれに生きた先人達の、貴重な体験談の宝庫である。現代人にとっても、人生をよりよく生きるためのヒントが満載。本書は、その歴史を完全網羅し、教科書では取り上げられない目からウロコのエピソードも満載の、すらすら読める楽しい日本史決定版。
• 販売会社／発売会社: 宝島社
• 発売年月日: 2008/06/04
• JAN: 9784796663991

商品レビュー

2024/09/07

日本史の全体構造を把握するのに最適な本。日本史の骨格となる部分を、コンパクトに、わかりやすくまとめている。
日本史の基礎部分の軸を作ることができる。日本と中国との歴史的な関係も総ざらいできるので、世界史、特に中国史の理解にも資する。

2024/08/26

中国の王朝は、夏、いん、秦の始皇帝、漢、新、後漢、とならぶ。このなかの後漢書に奴国に光武帝が金印を授けたとある。奴国は福岡だというのは理解しやすい。その頃は、倭人国が多数あってその中に邪馬台国もひとつの地方国としてあったと考えられる。

2024/07/18

正直なところ、やっと読み終わった。
もう少し面白おかしく歴史の事象を語ってくれるのかと思ったけど、ほとんど教科書。
それでも、古代から中世はまだマシだけど、近代はどうしても進まない。
歴史の授業で、近代は最後になってあまり学習できないというけど、何のことはない、頭に残らないだけ？なぜだろ？なんだか経済とかばっかりでポジティブな「お話」がメッキリ減る気がするのだよね。
それに、この本読んで気づいたけど、近代、文化のことが少しも出てこない。どんな芸術が華開いたのさ？教えてよ。もう少し自分たちの時代に向けて盛り上げてよ。ポジティブに、歴史を捉えられるような、そんな歴史の教科書になってほしいなあ。
ポジティブ大事だよ、やっぱり。