岡田監督 信念のリーダーシップ 勝てる組織をどうつくるか

児玉光雄【著】

• 販売会社／発売会社: 楓書店/ダイヤモンド社
• 発売年月日: 2008/05/15
• JAN: 9784478005682

商品レビュー

2012/03/30

本の主題とはあまり関係ないが、コミュニケーション能力とは、あなたのことを思っているということを相手に伝える能力、というところが分かりやすくてよかった。

2011/05/29

iphoneにて読了。Ｗ杯南アフリカ大会で日本代表をベスト１６に導いた岡田武史の言を元にリーダーシップについて著者が持論を展開していく。著者は、臨床スポーツ心理学、特にスポーツの天才の思考・行動パターン分析のエキスパートで知られているらしい。
実際、数多くの著書を残しているようだが、本書についてはあまり参考にならなかった、というのが正直な感想。
本書は、①岡田監督の言、②その解説とリーダーシップに関する持論、③そのパートのポイント、という構成になっているが、それぞれに論理的な結びつきを感じず、説得力がない。①を素直に読んで感じたことが②で違う話になっていて、「え？なんでそういう展開になるの？」と矛盾を感じたまま、更に③で、②から導こうとした（と思われる）結論とは違う内容が書かれているので、もう全てに「？」がついた状態で次の①に進んでしまう。「リーダーなら当たり前」「リーダーなら不可欠」という言葉がよく出てくるのだが、その持論についての具体的な根拠が不足しているように感じる。一般的に考えると大切な要素であることは理解できるのだが、納得感がないので頭に残らない。
せめてもう少し全体の構成に統一感を持たせてほしかった。

2010/12/05

2010年31冊目。

岡田監督は全てにおいて選手を第一に考えてる。
・選手のために叱る
・選手のために苦境を与える
・選手のためにあえて教えない
相手に厳しいことができるのは信頼の証拠だと思った。