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世界の測量 ガウスとフンボルトの物語
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世界の測量 ガウスとフンボルトの物語

ダニエルケールマン【著】, 瀬川裕司【訳】

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世界の測量 ガウスとフンボルトの物語

定価 ¥2,090

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三修社
発売年月日 2008/05/20
JAN 9784384041071

世界の測量

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商品レビュー

3.7

17件のお客様レビュー

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2024/02/02

1700年代終わりから1800年代に生きた、ガウスとフンボルトの小説。 この時代の特有の文化や、天才たちの考え方などを垣間見るような小説で、不思議な世界観だった。 冒頭でガウスにかなり強烈な印象をもった。そのおかげか、どうやってこの人はこんな人になったんだろう、という興味がもて、...

1700年代終わりから1800年代に生きた、ガウスとフンボルトの小説。 この時代の特有の文化や、天才たちの考え方などを垣間見るような小説で、不思議な世界観だった。 冒頭でガウスにかなり強烈な印象をもった。そのおかげか、どうやってこの人はこんな人になったんだろう、という興味がもて、その後に続く二人の幼少期からの話が興味深かった。また、二人がどこで出会うのか、そしてその後にどうなるのかを、なんとなく楽しみにしながら読み進めた。 まだ馬車で旅をしていた時代の、今から見れば便利でもなく効率的でない時代。その時代ゆえの心の交わし方は、どこか懐かしく、甘く少し切なく、どこか愛おしささえ覚えた。同時に、郷愁のような感じもあり、肌寒い霧がかった朝のすっきりとした感じもした。 これはいつか、数年後にまた読み返したくなるような気がした。 2008年に日本語訳が刊行された際に購入し、その後15年間本棚に眠っていた小説。。おそらく、その若い頃に読んだらつまらないと思って途中で読むのをやめていたと思う。ちょっとツウな人向けの小説なのかもしれない。

Posted by ブクログ

2019/10/31

まだまだ地球上では解らない事がたくさんあって科学も発展途上にあった18世紀から19世紀にかけて知の歴史に偉大な足跡を残したガウスとフンボルトの物語。 前者は、圧倒的な知性を武器に自身の頭の中で世界を捉える。いわば定点観測。 後者は、類稀なる探究心と行動力で、極限の中で新しい世界を...

まだまだ地球上では解らない事がたくさんあって科学も発展途上にあった18世紀から19世紀にかけて知の歴史に偉大な足跡を残したガウスとフンボルトの物語。 前者は、圧倒的な知性を武器に自身の頭の中で世界を捉える。いわば定点観測。 後者は、類稀なる探究心と行動力で、極限の中で新しい世界を切り開く。いわば実地観測。 セリフが時の文と接続詞でつながってカッコがない間接話法で書かれてるため、慣れるまでは取っつきにくいのだが、慣れてしまえば、もうこっちのもの。対比的な2人の天才が逆に身近に感じて、夫々の目標に向かっていく彼らの物語に引き込まれた。 知の巨人がいてその功績が今まで繋がったからこそ、こうやって現代はスマホを使える世界があるんだなあって青臭い感動なんかしちゃったりして。

Posted by ブクログ

2018/11/05

丸善静岡店で平積みされているのを見かけて。十九世紀冒険ものであるが、それなら私はやっぱりヴェルヌのほうが好き。こちらは現実に忠実な分だけ夢を感じさせる部分が薄いのかも。

Posted by ブクログ

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