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鹿野政直思想史論集(第7巻) 歴史意識と歴史学
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2008/05/09 |
JAN | 9784000266505 |
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鹿野政直思想史論集(第7巻)
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「歴史意識と歴史学」と副題された本書は、歴史学の中からそれを見直してきた---あるいは批判してきた---歴史を語ったものといえるでしょう。歴史学の門外漢である私には骨の折れるものでした。それでも教えられることがたくさんあります。 I.「鳥島」は入っているか II.化生する歴史学...
「歴史意識と歴史学」と副題された本書は、歴史学の中からそれを見直してきた---あるいは批判してきた---歴史を語ったものといえるでしょう。歴史学の門外漢である私には骨の折れるものでした。それでも教えられることがたくさんあります。 I.「鳥島」は入っているか II.化生する歴史学 III.問いかけの史学 E.H.ノーマン 鶴見良行 黒羽清隆 家永三郎 西岡虎之助 の三部から成りますが、III で取り上げたひとりひとりの個性的かつ純粋な---それだけに反発をうける---生き方にはとても教えられることがありました。また、改めて家永裁判の意味を考えました。歴史から学ばない者は恐らく滅びるのでしょう。歴史を正しく伝えることの難しさとともにそのことの意義を改めて考えた一冊でした。 これで完結する7冊は、いずれもこれまでに発表されたものの集成であるため、内容の重複やまとまりのなさを感じる部分もままありましたが、教えられることの多いものでした。ここに納められなかった他の著作にも触れたいと思います。
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