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どちらでもいい ハヤカワepi文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2008/05/15 |
| JAN | 9784151200496 |

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商品レビュー
3.1
25件のお客様レビュー
短編が難しいのか、彼女の作品が難しいのか、読み終わった後で考え込んでしまった。 もともと短編が嫌いではないので、たぶん、感情表現を書かない彼女の作風に戸惑ったのだろう。読み手がその空白部分を自分で想像できる、という楽しみ方もあるが、もう少し情報が欲しいと感じた。例えば、何人か...
短編が難しいのか、彼女の作品が難しいのか、読み終わった後で考え込んでしまった。 もともと短編が嫌いではないので、たぶん、感情表現を書かない彼女の作風に戸惑ったのだろう。読み手がその空白部分を自分で想像できる、という楽しみ方もあるが、もう少し情報が欲しいと感じた。例えば、何人かの会話と独白で成り立っている表題作だが、喋っている人を特定する情報もなく、「ばらばらの会話がどうつながるの?」と悩んだ。 だが、具体性を排除したために、「どこかの誰かに起きたこと」として切り離して読むのではなく、「自分にもあり得る事」として共感する人もいるだろう。また、息子が恋人を連れてきて、三人で暮らす事になる『母親』では、女ふたりで食事をするとき(p128)娘が悲しげな、打ちひしがれたような目(同上)をする、と書かれている。息子との間に問題があるのか、それとも母親との暮らしが嫌なのか。どっちだろう、と考え始めた途端に物語は終わってしまう。 ここからいくらでも想像したい人にはたまらないし、「もうちょっと確信の持てる何かないの?」と思える人には不満が残る。かなり好き嫌いがはっきり分かれる作品。
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数ページで終わるショートショートから短編などの掌編。最後の話は『 悪童日記』のベース?雛形のような作品で一番よかった。
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アゴタ・クリストフって確か移民なんだったっけ。フランス語が母語ではないからか、文章が長ったらしくなくテンポが良い。訳文も短い文章で構成されていて、読み易いのだが、今作は回想・幻想?・独白などの体を取ったものが多く少ない語数ではなかなか読み取れない部分も多いのだなと感じた。 『ホ...
アゴタ・クリストフって確か移民なんだったっけ。フランス語が母語ではないからか、文章が長ったらしくなくテンポが良い。訳文も短い文章で構成されていて、読み易いのだが、今作は回想・幻想?・独白などの体を取ったものが多く少ない語数ではなかなか読み取れない部分も多いのだなと感じた。 『ホームディナー』『製品の売れ行き』が好きだった。愚かな男が分かりやすく表現されている。『私の父』は哀しいな。彼女の生い立ちが関係しているのだろうか。淡々とした文章の上に常に死や絶望、悲しみが漂っている。『悪道日記』の続きも読みたい。
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