遺したい日本の風景(3) 駅舎

日本風景写真協会【写真】

• 販売会社／発売会社: 光村推古書院
• 発売年月日: 2008/05/24
• JAN: 9784838199631

商品レビュー

2025/08/02

　何らかのコンテストに応募された写真の中から、駅舎をテーマにしたものを厳選したみたい。素敵な写真も、あまりそうとは見えない写真もあったが特定のカメラマンが同じようにとったわけではなくて、様々な人がそれぞれの視点で駅舎をとらえているのがおもしろい。

2023/03/04

駅舎の写真集ですね。
日本風景写真協会の「遺したい日本の風景」の三巻目です。
「プロもアマチュアも一緒に写真を楽しもう」というかけ声で2001年に誕生した会だそうです。
南の鹿児島から北海道までの駅舎を撮影者の名前とコメント、カメラワークの紹介をそえられた作品です。
さまざまな駅舎の顔は、表情が豊かで、撮影者のあつい想いがよく表現されています。
歴史のあるもの、由来があるもの、近代的なもの、知名度のあるもの、駅舎の魅力には個性があります。
全国１２０名の会員から寄せられた４５０点のなかから、選ばれた写真集だそうです。
平成２０年の発行ですから、なかには様変わりしている駅舎もありそうですが、そのための「遺したい日本の風景」の意義は深いですね。
鉄道ファンならずとも、駅舎には思い入れがあります。学生時代や通勤などで、あるいは旅行や仕事で利用した思い出。
こうして、写真集をながめるだけでも、何かしら出会いを感じるものです。
日本風景写真協会の作品との出会いは、楽しいものでした。
他の作品を探して見たくなりました。