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いのちの恩返し がんと向き合った「いのちの授業」の日々
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いのちの恩返し がんと向き合った「いのちの授業」の日々

山田泉【著】

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いのちの恩返し がんと向き合った「いのちの授業」の日々

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 高文研
発売年月日 2008/05/10
JAN 9784874984017

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2009/02/28

乳癌転移で体力の限界を感じ28年の養護教諭生活を閉じた山田泉さんの、主に退職後の出来事が描かれている一冊。 リンパに癌が転移し、手術も治癒もできない事が判明した「山ちゃん」。 泣き崩れる日々から、それでも養護教諭時代の「山ちゃん流いのちの授業」の出張版をいろんな学校や養護施設で行...

乳癌転移で体力の限界を感じ28年の養護教諭生活を閉じた山田泉さんの、主に退職後の出来事が描かれている一冊。 リンパに癌が転移し、手術も治癒もできない事が判明した「山ちゃん」。 泣き崩れる日々から、それでも養護教諭時代の「山ちゃん流いのちの授業」の出張版をいろんな学校や養護施設で行ったり、講演をしたり、パリの友達に会いに行ったり、そこで出会ったチェリスト…エリックマリア・クチュリエ…との交流が描かれたり、水曜の保健室って午後三時から二時間、自宅を保健室にして子供達がやってきたり(そこで山ちゃん、子供達に助けてもらったりしてて(笑))。 毎月検査をするたびに癌の進行を目の当たりにしてショックを受けながらも、それでも人と話をするのが大好き!子供と接するのが大好き!な山ちゃんの様子が、彼女の言葉(文章やブログ)や対談、いのちの授業出張版の様子からいっぱいいっぱい伝わって来る。 そんな一冊。 先日執念で(笑)最終日ぎりぎりに観た映画「ご縁玉」(上記のエリックマリア・クチュリエとの交流が描かれているドキュメント映画)の様子が、この本を読みながらなんども思い出されて、この本と「ご縁玉」はワンセットなんだな。なんて思いました。 山ちゃんこと山田泉さんを知ったのは、たまたまチャンネルつけたら、NHKのにっぽんの現場という番組で、保健室登校の子とのやりとりをしている養護教諭として登場していたのが最初。もう「三月で退職する」という話だったので、この本の描かれる直前だったんだろうなぁ。 観たのが途中からだったのがすごく悔やまれた(再放送希望!)一本でした。 その時の山ちゃんの、なんというか、「イッポンツキヌケタ」雰囲気がすごく印象深くて魅力的だったことをすごく覚えている。 その後、映画館で「ご縁玉」のチラシを見て、「!?!?!?この人はひょっとして、あの養護教諭では!?!?」というのが二度目の出会い(笑)。 そしてこの本が三度目の出会い。 「死」というものを直視しながらも、充実した日々を送っている山ちゃんの姿に「よかったなぁ」と思いつつ、この本からは随所に山ちゃんが子供に対してすごく本気で対していること、子供達がその本気に応える様に、また本気で返していること、そういうキャッチボールを垣間みれて、感動してしまう。 そして「大人だからって何でもできなくっていいんだよ〜」とか「中学高校はすんごくつらかったけど、大人になったら楽しいよ〜」とか、随所でほっとガス抜きできるのも、魅力です。山ちゃんは子供達に向かって言っている言葉だったりするんだけど、案外大人の方がはっとさせられるもんね。 「これが出来なければならない」とか「あれが出来なければならない」とかって、大人って自分で暗示かけてしまってる所あると思うもの。そんなしんどい姿見てたら子供は辛くなっちゃうよなぁ〜。 私は十代の頃心理的には「真っ黒」だったので(これで自殺とかおかしな方向に行かなかったのは、体の弱い母を守らなくちゃ!って思っていたからだったんだなーと思います。そればかりじゃなく「母のおかげ」というのはたくさんある)「このままずっとこうなのかなー」と気が遠くなっていたのが、高校卒業して大学っていう別のステージに立って、劇的!といえるほど気持ちが楽になりました。それからなんだかんだとコケながら生きてるんですが、年をとったらとったなりに「新しい世界」が開けてきて、すんごく楽しい。心が満たされてます。 なんだかそんな事を改めて思い起こさせる素敵な本です。 山ちゃんご自身は、去年の11月に天に昇ってしまいましたが、きっと最期まで山ちゃんらしい生をつらぬいたんだろうなぁ、なんて想像しています。 この本の前の本「いのちの授業をもう一度」も読んでみたいなぁ。

Posted by ブクログ

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