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大倉崇裕【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2008/05/01
JAN 9784488024345

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商品レビュー

3.3

26件のお客様レビュー

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2013/12/26

図書館の書架にて手に取ってみた。この方初読み。文章も読みやすくて、情景描写もすんなり入ってきてすごく読みやすかった。ちょっと山に登りたくなってきた。

Posted by ブクログ

2013/05/06

山岳ミステリーシリーズ。山の魅力や自然の脅威を感じながら謎解きを楽しむことができた。登場人物も魅力的。一気に読める一冊。

Posted by ブクログ

2012/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大倉 崇裕 『聖域』 (2008年4月・東京創元社) 「安西が落ちた」 好敵手であり親友でもあった男の滑落の報せに、草庭は動揺する。認めたくない事実を受け入れようとした瞬間、草庭の頭に浮かんだひとつの疑問――安西はなぜ滑落したのか? 彼の登攀技術は完璧だった。山に登る上で必要な資質を、すべて具えた男だった。 その安西が、なぜ?三年前のある事故以来、山に背を向けてきた草庭は、安西の死の謎を解き明かすために再び山と向き合うことを決意する。 (単行本帯より) そこに山があるからさ、とはよく言ったもので、古来より山は人を惹きつける。 かくいう私も、自分で登りたいとは決して思わないが、山岳モノの作品には非常に弱い。 まず思いつくのは、ボブ・ラングレー『北壁の死闘』。圧倒的に面白い一冊。 これなくして山岳小説を語るなかれ、と個人的には思っているのだがどうだろうか。 井上靖『氷壁』と新田次郎『孤高の人』が日本の山岳小説の双璧か。 さらには、夢枕獏『神々の山嶺』、谷甲州『遥かなり神々の座』、真保裕一『ホワイトアウト』に横山秀夫『クライマーズ・ハイ』と、挙げだしたらキリがない。 最近ヤングジャンプで漫画『孤高の人』(画:坂本真一、原案:新田次郎)の連載が開始された。 内容は新田次郎も作品とは全く違うのだが、この作品もなかなかどうして良作である。 山岳漫画となれば、絶対に外せないのが、石塚真一『岳』である。 ここ2~3年で読んだ漫画の中でベストと言っても良い作品。 何度も記事を書こうと思ったが、そのテーマの重さ・大きさゆえに挫折を繰り返している作品でもある。 小説、漫画ときたら映画は?となるのだろうが、あいにく山を描いた良い映画に出会ったことがない。 私は高所恐怖症なので、リアルに映像化されると面白さより怖さが勝ってしまうのが原因の一つなのかも知れない。『クリフハンガー』なぞ、今の大画面テレビで見たら卒倒間違いなしであろう。 前置きはこのくらいにして、そんな私が久々にグッと胸を掴まれたのがこの『聖域』である。 失礼を承知で言うなら、大倉さんのいったいどこにこんな引き出しがあったのか、と疑うくらいにガラリと作風を変えてきた。 大学時代、山岳部でのある一件以来山から遠ざかっていた主人公・草庭は、親友安西の滑落の報を聞き疑念を抱く。本当に事故死だったのか?と。 自殺、殺人、事故と様々な憶測が出てくるが、草庭は一人山へ向かう。 この物語を読んで何よりも胸を打たれるのは、主人公・草庭の周りの人間像である。 仕事よりも山を選ぶ草庭の生き方に共感できない者も当然いるのだが、彼らの草庭を見る視線の中にはそんな草庭への羨望がある。 草庭を疎んじ反発する者が、最後に草庭に向ける温かな眼差しにただただ涙、であった。 ミステリとしての衝撃度はまずまずながら、完成度は高く、ここも評価したい。 近藤史恵『サクリファイス』のように、特異な世界を描きながらその中にミステリ要素を盛り込む、というのが好きな方にはオススメである。もちろん、山好きならば何をおいても読め、である。 90点(100点満点)。

Posted by ブクログ

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