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くちづけ ふしぎ文学館
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くちづけ ふしぎ文学館

小池真理子【著】

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くちづけ ふしぎ文学館

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 出版芸術社
発売年月日 2008/04/20
JAN 9784882933410

くちづけ

¥1,375

商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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2018/12/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

*女のわたしを「若様」と呼ぶ男の背で2000年。二人の旅に果てはあるのか?…『くちづけ』。祖母に連れられて、ピアノを習いにきた熱心な少女は、すでにこの世の人ではなかった…『ミミ』。子供のころ大好きだった亡き父のお妾さん・信子。その旧宅で、彼女の霊と逢う美也子…『鬼灯』。甘く、切なく、そして儚い「小池ワールド」の素晴らしさを堪能させる珠玉の14篇* 異界の物語だけを集めた短編集。どの作品も素晴らしく、まさに「美をはらんだ恐怖」が余すところなく味わえます。こんなにも、美しさと哀しさとやるせなさと甘美さを併せ持った作品は稀有なのではないでしょうか…

Posted by ブクログ

2018/03/21

NHK朝ドラ「わろてんか」では毎週土曜日にヒロインが当たり前の顔で死者と交流をしている。なんだか普通のことのように思いつつあったが、やはりこれはただ事ではない、異常な体験だと再認識した。

Posted by ブクログ

2016/12/29

この人の作品集だからサイコ物を期待してたら、見事に心霊物でした…。 でも女性の心理描写の細かさはさすが。特に「車影」が怖かった。 主人公の女性の人生にたびたび登場する黒い車。タクシーとして乗ってしまった祖母や友人はその後、失踪してしまう。しばらくして気づかず黒い車に乗ってしまった...

この人の作品集だからサイコ物を期待してたら、見事に心霊物でした…。 でも女性の心理描写の細かさはさすが。特に「車影」が怖かった。 主人公の女性の人生にたびたび登場する黒い車。タクシーとして乗ってしまった祖母や友人はその後、失踪してしまう。しばらくして気づかず黒い車に乗ってしまった主人公は過去を思い出して…。 「災厄の犬」もイヤ~な感じがうまい。これはめずらしく中年男性が主人公。主人公以外の家族は、その犬がかわいい普通の犬に見えるのです。はては自分の不運を犬のせいにしてるだけじゃないか…とまで言われ、堪えきれず犬を捨てに行くが…。オチが怖い。

Posted by ブクログ

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