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零度のエクリチュール
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零度のエクリチュール

ロランバルト(著者), 石川美子(訳者)

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零度のエクリチュール

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2008/04/18
JAN 9784622073802

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商品レビュー

4.2

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みんなの感想まとめ
  • 言語の可能性探求
  • 文体と歴史の対峙
  • エクリチュールの深層分析
  • 古典文法からの解放
  • 新たな表現の選択
  • 読者の思考を刺激
  • 言葉の力と影響
  • 言語と記憶の関係
  • 文体の独自性を探る
  • 読みやすさ向上の新版

言語と文体の関係を深く掘り下げ、エクリチュールの概念を探求する内容が魅力的です。新版では読みやすさが向上し、著者の思考がさらに明瞭に伝わるようになっていますが、旧版にあった一部の収録作品が欠けている点が残念に思われます。言語は私たちを規定しながらも、個々の文体は独自の歴史や記憶と結びついています。著者は、エクリチュールを通じて言葉の可能性を広げ、過去の影響を受けつつも新たな表現を選び取る重要性を訴えています。古典的な文法からの解放を謳い、言葉の力とその背後にある歴史との対峙を促す姿勢は、読者にとって励みとなるでしょう。作品全体を通じて、言葉が持つ深い意味とその変化の過程が、読者に新たな視点を提供します。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2012/03/23

エクリチュール、と言うのは聞き慣れないし、少し人によって変わる概念だそうだけれど、書き方、ペンの持ち方と言う風に聞こえます。 バルトが生きていた頃は、古典的でレトリックに溢れた文法が多くあった様で、そこからの解放(中性的な)、零度のエクリチュールを謳っています。 常に歴史と対峙し...

エクリチュール、と言うのは聞き慣れないし、少し人によって変わる概念だそうだけれど、書き方、ペンの持ち方と言う風に聞こえます。 バルトが生きていた頃は、古典的でレトリックに溢れた文法が多くあった様で、そこからの解放(中性的な)、零度のエクリチュールを謳っています。 常に歴史と対峙して、零度のエクリチュールを選び取る。ただ、批評家なので何が良いと強く言っている訳でもなく、また、作家自身も名を馳せると自身もが作った過去のエクリチュールと対峙する事になる。と言う様な事も言っています。 古典うんぬんはもう過去の話かも知れないけれど、目でみた物を食べて、書いていく、と言うのは誰も、いつも変わらない訳で。そう言う問題に毅然として向かい合う様は、励みになります。 後半は新聞に載せた際の、編集者の前書きなどもあって、その次に反響に対する反論。など、当時の熱も伝わって来て面白かった。

Posted by ブクログ

2012/01/12

石川美子訳の新版。旧版と比べると読み易くはなっている。けれど、旧版に収録されてあった『記号学の原理』がこちらにないのが残念。

Posted by ブクログ

2010/01/04

バルトのデビュー芸術論集。<エクリチュール>を、多様な分野におけるものとして論じた。 大体において読みやすいが、ぽつぽつと疲れる表現があり、そこは再読、再再読しました。 目次がけっこう垂涎ものなので示してみます。 序 Ⅰ エクリチュールとはなにか    政治的なエクリチュール←...

バルトのデビュー芸術論集。<エクリチュール>を、多様な分野におけるものとして論じた。 大体において読みやすいが、ぽつぽつと疲れる表現があり、そこは再読、再再読しました。 目次がけっこう垂涎ものなので示してみます。 序 Ⅰ エクリチュールとはなにか    政治的なエクリチュール←面白いです    小説のエクリチュール    詩的エクリチュールは存在するか Ⅱ  ブルジョア的エクリチュールの勝利と破綻     文体の職人     エクリチュールと革命      エクリチュールと沈黙←超面白いです     エクリチュールと言葉     言語のユートピア まあ、この<エクリチュール>ってなんだ、という話になるんですが、”Ⅰ”の初めの章で不親切に説明されています。すっとばして省略すると<言語>、<文体>がそれぞれ、「自然のもの」、「作家の身体と過去から生まれる所与のもの」であって絶対的であるのにたいして、<エクリチュール>とは<言語>と<文体>とのあいだに存在する「個性」である、とのこと。 それは作家が選択するもの、あるいは選択せざるをえないものであり、その行為性が重要、面白いとかんじた。 その後の諸章では、エクリチュールは行為性を持つので、種種の政治体制、諸時代、派閥など、共通性を持つものたちにおいてみられる、と。こう書くとかんたんなはなしのようですが、バルトは懇切丁寧に、段階的にエクリチュールの概念を説明しようとしていて、そして少し破裂的な説明なので、”Ⅰ”の部は読みにくい箇所があります。 ”Ⅱ”部の「エクリチュールと沈黙」においては僕が好きなはなしである歴史からの疎外が扱われているので気に入りました。 そこで示される<白いエクリチュール>が本のタイトルの<零度のエクリチュール>のことなんですが、ここでの「白い」とは極性を持たない中性的なものだということです。「個性」であるエクリチュールが無極性であることなど可能かという試論がなされていて、その箇所が超面白い。 まあそんな感じに面白く、文章の表現もわりと楽しい本です。断章の集まりであり、それぞれが試論段階な気がしたけど、楽しく読める良い本でした。    

Posted by ブクログ

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