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かいかい日記 「乾癬」と「無言館」と「私」
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かいかい日記 「乾癬」と「無言館」と「私」

窪島誠一郎【著】

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かいかい日記 「乾癬」と「無言館」と「私」

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2008/04/21
JAN 9784582833966

かいかい日記

¥220

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2008/07/16

乾癬(カンセン)についてみんなに知ってほしかったという一念で書かれた本。 乾癬についても、無言館館主が作家水上勉さんの実子だということも、私はこの本で初めて知りました。

Posted by ブクログ

2008/06/01

著者は信濃デッサン館や戦争で亡くなった若き画家の作品を収蔵する「無言館」の館長。無言館の開設準備の頃から著者はからだのかゆみに悩まされるようになった。朝起きるとシーツが血だらけ、不眠症になる。人前でボリボリとかくなさけなさ。居心地の悪さ。そんな病は、戦争で亡くなった若き画家たちの...

著者は信濃デッサン館や戦争で亡くなった若き画家の作品を収蔵する「無言館」の館長。無言館の開設準備の頃から著者はからだのかゆみに悩まされるようになった。朝起きるとシーツが血だらけ、不眠症になる。人前でボリボリとかくなさけなさ。居心地の悪さ。そんな病は、戦争で亡くなった若き画家たちの「おまえは戦後どのように生きたのか」と突き刺さる居心地の悪さによるものかもしれないと煩悶する。かゆみとの闘いは、無言館への脅迫状や慰霊碑への赤ペンキをかけるような事件とも重なる。乾癬に効くといわれる北海道の温泉での湯治で心を許せる人々との出会いにはホッとさせられるけれど、いやはや、かゆみって死ぬ病ではないだけに日常的なストレスは計り知れない。

Posted by ブクログ

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