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江戸の捨て子たち その肖像 歴史文化ライブラリー255
定価 ¥1,870
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 吉川弘文館 |
発売年月日 | 2008/05/01 |
JAN | 9784642056557 |
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江戸の捨て子たち
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
徳川綱吉の生類憐みの令の一環で捨て子が取り締まられるようになったが、現実には、貧しい層で捨て子はよくあった。それでもなるべく裕福な家庭にもらわれてほしいと思うのはやはり親心のようだ。興味深いのは、上級クラスでも捨て子があったこと。貧困だけが理由ではなかったようだ。
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江戸時代 [生類憐みの令] により子供は共同体で育てるものという考え方が定着していったこと。 明治へと移り、家という観念が強化され子供の養育には母親の責任が重大だというように変わっていったこと。 そして現代、より子供の養育に関しては狭苦しい考えかたになってきているのではないか...
江戸時代 [生類憐みの令] により子供は共同体で育てるものという考え方が定着していったこと。 明治へと移り、家という観念が強化され子供の養育には母親の責任が重大だというように変わっていったこと。 そして現代、より子供の養育に関しては狭苦しい考えかたになってきているのではないか…と思った。
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江戸時代から近世にかけての役所に残る公文書記録から読み説かれている。 生類憐みの令の果たした役割、捨てられる場所、一緒に置かれた物品や手紙、捨てられた後につけられた名前など、興味深い。 あとがきで、南西日本では捨て子、対して東北日本では間引き、堕胎に関する史料が多いとある。続きの...
江戸時代から近世にかけての役所に残る公文書記録から読み説かれている。 生類憐みの令の果たした役割、捨てられる場所、一緒に置かれた物品や手紙、捨てられた後につけられた名前など、興味深い。 あとがきで、南西日本では捨て子、対して東北日本では間引き、堕胎に関する史料が多いとある。続きの本は出たのか、調べてみようと思う。 産業革命時代の英国の子どもとも比較できようし、鎖国時代とはいえ、どうやらロシアの捨て子養育院を参考に、役人が案を出していた件などについても書かれている。
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