1,800円以上の注文で送料無料

風呂と日本人 文春新書
  • 中古
  • 書籍
  • 新書

風呂と日本人 文春新書

筒井功【著】

追加する に追加する

風呂と日本人 文春新書

定価 ¥902

220 定価より682円(75%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2008/04/20
JAN 9784166606306

風呂と日本人

¥220

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2011/04/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] いかにして、我われは、世界一の「風呂好き」民族となったのか。 温湯浴は支流。 温泉浴も傍流。 風呂の本流は蒸し風呂にあり! あくなき追跡。 くつがえる通説。 入浴の知られざる文化史。 [ 目次 ] 第1章 里の石風呂、海辺の石風呂 第2章 伊勢と豊後の風呂遺構 第3章 文献でたどる日本沐浴史 第4章 重源と東大寺再建 第5章 風呂があった場所に付いた地名 第6章 中世の山城と風呂 第7章 東日本の石風呂 第8章 蒸し風呂から温湯浴へ 第9章 八瀬の窯風呂と朝鮮の汗蒸 第10章 風呂が来た道 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

2008/08/16

 そのものずばり、お風呂に関する研究まとめ。  今でこそ各家庭にお風呂があって、毎日入浴するのが当たり前みたいになっているけれど、そんなのはごくごく最近のこと。そのまえは銭湯に通うのが一般的だったし、さらに遡ればお風呂というのはお湯につかることじゃなかった。風呂とはサウナのよう...

 そのものずばり、お風呂に関する研究まとめ。  今でこそ各家庭にお風呂があって、毎日入浴するのが当たり前みたいになっているけれど、そんなのはごくごく最近のこと。そのまえは銭湯に通うのが一般的だったし、さらに遡ればお風呂というのはお湯につかることじゃなかった。風呂とはサウナのような発汗浴をさし、お湯につかることは「湯」といい、両者は厳密に区別されていた。  では、いつから風呂と湯の混同が始まったのかとか、風呂はどういう形や方法をとったものだったのかというのを、風呂の遺構の調査、現地での聞き取り、文献や絵巻物の記載事項を重ねて考察されています。  ただ、入浴はあまりにも身近なことがらだったため、あえて記録する必要がなく、忘れ去られるのも早い。そのため調査の結果ほとんどは「わからない」か、「こうではないか」という推察に終わるのですが、それでも充分面白いものでした。  お風呂に関する知識よりも、研究というのがどういう手順で行われているのかがよくわかって、それが興味深かったですね。現在常識とされているような歴史の事実も、こういう地道な調査の積み重ねでわかったことであり、またそれが誤りである可能性も充分にあるんだということを、改めて認識できたので。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品