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デフレは終わらない 騙されないための裏読み経済学
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デフレは終わらない 騙されないための裏読み経済学

上野泰也【著】

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デフレは終わらない 騙されないための裏読み経済学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋経済新報社
発売年月日 2008/04/19
JAN 9784492394953

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商品レビュー

3.3

7件のお客様レビュー

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2011/11/06

今から2年ほど前(2008年)に書かれた本ですが、その時の日本の経済状態から「デフレは終わらない」とこの本の著者である上野氏は断言しています。それから2年経過して、原油等の上昇から一部の消費財での値上がりはありましたが、全体的には消費者物価は上がらずに、いわゆる「デフレ」は続いて...

今から2年ほど前(2008年)に書かれた本ですが、その時の日本の経済状態から「デフレは終わらない」とこの本の著者である上野氏は断言しています。それから2年経過して、原油等の上昇から一部の消費財での値上がりはありましたが、全体的には消費者物価は上がらずに、いわゆる「デフレ」は続いています。 原材料価格が上がっても、金利・給料・地価が上がらない以前とは異なった経済構造になったようです。この本ではそれらについてじっくりと解説されていてためになる部分が多かったと思います。 特に、「国債の金利が1%上昇すると利払い費が1兆円増加する」という仮定が現実になるための説明(p136)は興味がありました。 以下は気になったポイントです。 ・原油価格が高騰している理由として、1)中国インド等の新興諸国の経済高成長と、国際的に原油需給が逼迫している、2)ドル下落により産油国の原油代金の低下を埋め合わせるため、これがOPECの本音に近い(p22) ・国内での製品、サービス需給判断DIを見ると大幅なマイナス(余っている)状態が続いていることから自然にデフレ圧力が加わっている(p26) ・原材料価格が上昇しても自動車の販売価格が上がらないのは、需要が減少しているのが根本原因(p31) ・需要面からの構造的デフレ要因である、「人口減少」「少子高齢化」「規制緩和」が、サービス分野の硬直的な価格をさらに低くする流れが続くと予想される(p41) ・戦後最長を更新中という政府の景気判断は、製造業の動向が景気サイクルの根幹をなすという考え方がベースであり、個人の景況感は反映される余地少ない(p48) ・民間企業の給与総額は1998年を最高に減少傾向がつづいていて、雇用者一人の単価は下がっている(p59) ・人口が減ってどうなるかの未来図としては、すでに人口減少社会に入っている地方の現状をみれば参考になる(p73) ・10年債利回りがなぜ上昇しないかの最も大きな理由として、デフレを脱却できず物価上昇に弱い金融資産が運用対象として魅力的であるから(p82) ・ユーロ金利の高止まりとドル金利の低下により、市場にはユーロ買いドル売りの力が働く(p96) ・地価の急激な上昇はあくまでも局地的なものであり、それらの地域の上昇が全国ベースでの地価上昇につながることは無い(p119) ・一人のファンドマネージャが株式と債券の両方を取り扱える権限があるのは、ヘッジファンドや一部の投資信託に限定、生命保険会社や銀行では担当部署は明確に分離、つまり株から債権に資金がシフトすることはレアケース(p121) ・長期金利が1%上がるとは、その年に発行される国債の利率加重平均が1%上がるということ、1年間で新たに発行される5年債、10年債、20年債のすべてが上昇するということ(p136) ・1975年度の普通国債の利率加重平均は8%程度であったが、2005年まで継続的に1%程度まで下がり続けて、24年ぶりに上昇(1.42%から1.43%へ)した(p138、143) ・家計金融資産の海外資産への投資は、2007年末で14兆円程度で、全体の0.93%(p197) ・金銭的には自腹を切っての「自分への投資」は最終的には役に立つ(p208)

Posted by ブクログ

2010/09/03

発刊から時間が経っていて、内容はちょっと古いが、サブプライム後の今だからこそ筆者の考えの正しさが確認出来る。円高、デフレ、高齢化と筆者の指摘している提言への政府の対策が依然手付かずなのが残念。

Posted by ブクログ

2010/02/08

http://blog.livedoor.jp/furusatochan/archives/2567778.html

Posted by ブクログ

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