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カスパー・ハウザー 福武文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 福武書店 |
| 発売年月日 | 1991/07/15 |
| JAN | 9784828832067 |
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カスパー・ハウザー
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商品レビュー
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1828年、ドイツのニュルンベルクに奇妙な少年が現れた。年の頃は16、ことばがほとんど話せず、正体も不明。この子についてはいろんな噂が飛び交い、彼を見ようと物見高い人々がヨーロッパ中から押しかけた。しかし1833年、何者かによって暗殺。 本書はその死の前年までの記録。著者は「近代...
1828年、ドイツのニュルンベルクに奇妙な少年が現れた。年の頃は16、ことばがほとんど話せず、正体も不明。この子についてはいろんな噂が飛び交い、彼を見ようと物見高い人々がヨーロッパ中から押しかけた。しかし1833年、何者かによって暗殺。 本書はその死の前年までの記録。著者は「近代刑法学の父」アンゼルム・フォイエルバッハ。本書の凄さは、そのアクチュアリティにある。フォイエルバッハは頻繁にカスパー・ハウザーに会い、しっかり観察をしているのだ。しかも出版はカスパーの存命中! (しかし出版の翌年、フォイエルバッハは急逝。その半年後にはカスパーも死亡。) とくに興味深かったのは、記憶能力や感覚能力への言及。たとえば、長い期間暗所に閉じ込められていたカスパーが明所に出て、どのように視覚を取り戻していったのか。そのプロセスを盲人の開眼手術のケースと比べている。イギリスの外科医チェゼルデンの開眼手術の症例報告を引用し、経験論者バークリーやディドロの著作も引いている。その見識の広さと深さには感服。 全般的にとても読みやすい。訳文もさることながら、著者の記述が明確で簡潔、論旨もしっかりしているからだろう。(なお、福村出版から同名の訳書が出ているが、こちらはドイツ語原著の訳ではなく、英訳版からの重訳だ。)
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19世紀ニュールンベルクに突如現れた奇妙な少年。言葉を話せず歩くこともままならない。最初彼の知覚は全て麻痺しており、それは地下牢のような暗所に長い間閉じ込められていたことによると思われる。高貴な家柄の子供で後継争いのために塔に幽閉されていたのか、野生の動物に育てられたのか。少年は...
19世紀ニュールンベルクに突如現れた奇妙な少年。言葉を話せず歩くこともままならない。最初彼の知覚は全て麻痺しており、それは地下牢のような暗所に長い間閉じ込められていたことによると思われる。高貴な家柄の子供で後継争いのために塔に幽閉されていたのか、野生の動物に育てられたのか。少年は謎めいた手紙を持っていた。更に少年は紙とペンを渡されるとカスパーハウザーと書いたという。当時彼の身近にいた刑法学者フォイエルバッハが書いた観察の記録。あまりに有名なミステリであり知的好奇心が存分にくすぐられる。
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刑法学者の方のフォイエルバッハによる、謎に満ち溢れた野生児カスパー・ハウザーの記録。ちなみにヘーゲル左派でマルクスらに影響を与えたフォイエルバッハは息子です。
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