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ニッポンには対話がない 学びとコミュニケーションの再生
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 三省堂 |
発売年月日 | 2008/04/30 |
JAN | 9784385363714 |
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ニッポンには対話がない
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商品レビュー
4.5
29件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主題: ・異なる価値観・文化を持つ人々が共生する社会においては、自分と他者との間にある違いを前提として、互いの考え・価値観を擦り合わせていく「対話」の発想と技術が重要である。多文化共生が世界の潮流となる中で、現代の日本には対話能力が不足している(から、身につける必要がある)。 メモ: ・多文化共生社会への移行は、どの社会でも初めに必ず困難に直面する ・最初の困難を克服できる力(対話能力)を育むことが世界の教育の趨勢となっている ・真に個性的なものは、究極的には他人には理解不可能である。普段我々が個性的だと認識している個性は、実は一般性や共通性の上に成り立っている。社会的個性。 ・個性が社会に認められるためには、一般性や共通性を意識して表現する必要がある。型の重要性。 問い: ・多文化共生社会を築く意味、価値、利点とは? (漠然と良いものと思っているけど、厳密に突き詰めて考える必要がある)
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日本の教育は全くここで危惧されている通りになってきてしまっている。民主主義的な教育には、子ども側ではなく、大人の忍耐と技術が必要であるにもかかわらず、今の学校には子どもたちの試行錯誤を見取り、支援するためのゆとりがない。そのため、手っ取り早く、テストで点を取ることのできる技術を教...
日本の教育は全くここで危惧されている通りになってきてしまっている。民主主義的な教育には、子ども側ではなく、大人の忍耐と技術が必要であるにもかかわらず、今の学校には子どもたちの試行錯誤を見取り、支援するためのゆとりがない。そのため、手っ取り早く、テストで点を取ることのできる技術を教えることで精一杯である。 教育再生実行会議や文科省の示す方針は、支離滅裂である。グローバルな社会に適応し、生きていく子どもたちを育てるためには今の学習指導要領ではダメだということが本当によくわかる対談である。
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大きなショック 日本の課題=戦時体制からの脱却へ本質論で切り込む 「中央集権・画一主義・権威主義」→思考停止教育 「経済の戦時体制」が「30年に渡る平成不況」の主因 教育の最大テーマ「読解力」も「教育の権威主義」打破が本質 「教師の権威」が教育制度の欠陥 生徒不在 脱・経験...
大きなショック 日本の課題=戦時体制からの脱却へ本質論で切り込む 「中央集権・画一主義・権威主義」→思考停止教育 「経済の戦時体制」が「30年に渡る平成不況」の主因 教育の最大テーマ「読解力」も「教育の権威主義」打破が本質 「教師の権威」が教育制度の欠陥 生徒不在 脱・経験絶対主義 「考える教育」とは一律の答えが与えられないこと 多様な答えを許容する多様性が何より必要だ それが生徒の主体性・自主性を育む それ以外に一人ひとりの能力を高めていく教育は無い 生徒が主人公 日本の戦前回帰 ①鎖国体制 世界のルール変化に無関心 ②外国の柔軟さ 日本への着実な適応 平田オリザ氏の切り口は尋常ではない 「多様性」にも覚悟が必要 氏は「日本は滅びる」と腹を括っている
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