- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 児童書
- 1205-02-21
ながいながいペンギンの話 岩波少年文庫003
定価 ¥825
440円 定価より385円(46%)おトク
獲得ポイント4P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品【送料無料】
店舗到着予定:10/18(日)~10/23(金)
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
10/18(日)~10/23(金)
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 1979/07/06 |
| JAN | 9784001140033 |

店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
10/18(日)~10/23(金)
- 書籍
- 児童書
ながいながいペンギンの話
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
ながいながいペンギンの話
¥440
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
4.3
11件のお客様レビュー
ペンギン好きの皆様がペンギンにハマったきっかけとして、しばしば題名が挙げられるこの本。 恥ずかしながら読んだことがなかったので今更ながら読了。 “児童小説”という体ではあるが、お話がファンタジー(ペンギンの実態・生態に対して《フィクション》という意味でのファンタジー)と言うには...
ペンギン好きの皆様がペンギンにハマったきっかけとして、しばしば題名が挙げられるこの本。 恥ずかしながら読んだことがなかったので今更ながら読了。 “児童小説”という体ではあるが、お話がファンタジー(ペンギンの実態・生態に対して《フィクション》という意味でのファンタジー)と言うにはリアルに描かれている。 実際にこうした出来事やルル・キキ達のやり取りが、もしかすると我々人間の相知れぬところで起こっているのかもしれない──そう思えてしまうのは、作者が初版の童画然とした挿絵に落胆したこと、ペンギンがマスメディアで紹介され身近な存在になるにあたり改稿を加える、そうしたリアリティを追求する熱意がある。 そしてその原稿を、日本におけるペンギン研究の先駆けである、青柳昌宏先生に赤入れしていただいたというエピソードからも明らかであろう。 物語の運び方も秀逸でお手本ともいえる一冊。 大人も「所詮児童向けの小説」と侮るなかれ。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ペンギンの兄弟のルルとキキを主人公にした児童文学。 いくつかのパートに分かれたお話しの最初は、お父さんお母さんのもとを離れて冒険に出かけたルルが捕鯨船でかの地にやってきたもり打ちのおじさんにつかまって、つかのまの絆を結ぶも親元に帰ってくるという話。前半はやんちゃざかりの彼らが外の世界に飛び出していく話が続く。そして、最後のお話しは、ルルがトウゾクカモメから仲間を助けようと奮闘し、大人の世界に足を踏み入れる話になっている。ちょっと面白いのは、最初に出てきた捕鯨船が最後の話でもまた出てきて、ルルはその捕鯨船にノスタルジーを感じているところ。子どもが外の世界に飛び出して成長して帰ってくるという物語であれば、外の世界である捕鯨船にノスタルジーを感じるようなこともないように思うが、この物語ではそうではない。 日本から来た捕鯨船というのは、物語の世界、ファンタジーの世界を表しているのかな、と思った。この物語では、最後、大人になったルルたちが、越冬地に向けて旅立つのを、「冒険」と表している。前半のルルたちの冒険よりも、大人になって試練に立ち向かうことが真の冒険だということなのではないか。そういう意味では、もり打ちのおじさんと一緒に日本に行くのかどうかという選択肢を突き付けられて南極に残るというのは、フィクションに耽溺していないで、現実と対決しろ、というメッセージともとれるし、それでも、ルルがもり打ちのおじさんからもらった時計の鎖を携えていくのは、それでも物語の世界が救いになる、ということを示しているのではないかな、と思った。 子どもを主人公とした冒険譚・成長譚というだけではない重層的なメッセージを感じられて面白かった。
Posted by 
最初の雪嵐の中、じっと腹這いになって卵を温める、おとうさんペンギンに対して、「しっかりして」と卵の中から励ます、子どもたちの場面から、そのほのぼのとした優しい雰囲気に引き込まれて、本書を書いている、いぬいとみこさんに好感を持つ。 南極を舞台に、そうした経緯で誕生した、二羽の...
最初の雪嵐の中、じっと腹這いになって卵を温める、おとうさんペンギンに対して、「しっかりして」と卵の中から励ます、子どもたちの場面から、そのほのぼのとした優しい雰囲気に引き込まれて、本書を書いている、いぬいとみこさんに好感を持つ。 南極を舞台に、そうした経緯で誕生した、二羽のアデリーペンギンの男の子、「ルル」と「キキ」は、冒険心溢れた前向きすぎるお兄ちゃんと、ちょっと引っ込み思案な弟といった間柄も微笑ましい二羽の、ひよっこから大人のペンギンへと成長を遂げていく過程を、親しみやすさに満ちた筆致で瑞々しく描いており、そのあまりの読みやすさに、まるで人間の物語とも感じられたくらい、特に男の子を持つお母さんには、共感させられる点も多いのではないかと思われた、それは改めて抱かせた、子どもへの愛おしさであった。 そんな思いは、幼い頃から、いてもたってもいられずに、つい自分で行動してしまい家からいなくなったルルを、心配して探し回る両親の姿や、親にすれば、まだ早いと思ってしまう、ちょっと危ないこともやりたがる年頃の、ルルとキキに対する、お母さんの胸の内であったりとか、そんな私が子どもの頃には感じることが出来なかった、子どもに対するかけがえのない大切な思いを抱いているからこそ、そんな行動をしてしまう親の気持ちを、やっと理解出来た感じというか、そうした雰囲気を、たとえ文章ではっきりと書いていなくても感じ取ることが出来た、その感じが、私には印象的だった。 また、それに対するルルとキキの、時に反抗して、時に恋しくなって、時に一生懸命考えてと、子どもならではのキラキラした行動は、思わぬ形で訪れた冒険の面白さとも上手く繋がっており、そこでのシロナガスクジラの子ども「ガイ」や、年寄りの皇帝ペンギン「トト」との出会い、ペンギンにとっての天敵と向き合わねばならぬ自然界の厳しさに加えて、人間も登場することには、私も考えさせられた点があり、本書では、その中にも良い人と悪い人がいるという、人間という枠で判断するのではなく、人間の中にあるもので判断することの大切さも教えてくれていて、それについて、直向きに考えるルルには感情移入させられるものがあり、改めて、人もペンギンも目には見えないけれど、心動かされる、同じような感覚を抱いてるのかもと気付かされて、また、それを素朴なタッチで描いた、大友康夫さんの絵にも同様の思いがした、親子愛とともに、様々な出会いを通した心の成長も併せて描いた、今読んでも全く違和感の無い、普遍的作品だと思う。 タイトルの、『ながいながいペンギンの話』は、いぬいさんが子どもだった頃、中野好夫訳の、カレル・チャペック作『ながいながい郵便屋さんの話』を、父か小学校の先生に読んでもらい、おはなしの世界の楽しさを知った事が由来と思われるが、実際に、この作品も本らしい本になるまでに長い長い時間がかかったそうで、それでも、そこに込められていた、戦後の子どもの文化の乏しい時代に於いて、ルルとキキの前向きな楽しい成長ぶりに、当時の子どもたちの夢と希望を明るく乗せていた印象を、いぬいさんのあとがきから感じさせられて、そんな夢や希望が更には、1958年に観測船「宗谷」に乗って南極へ行き、そこから、いぬいさんの元に届いた、『ペンギン代表ルルとキキ』と書かれた差出人からの絵はがきへと変わる、まさに夢が夢を与えてくれたエピソードには、それだけ物語には力があるんだということを私に教えてくれたことも、今の世界に於いて、大きな夢や希望になり得るようで、それが何よりも励みとなり嬉しかった。
Posted by 