1,800円以上の注文で送料無料

わが「転向」 文春文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

わが「転向」 文春文庫

吉本隆明(著者)

追加する に追加する

わが「転向」 文春文庫

定価 ¥408

275 定価より133円(32%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 1997/12/09
JAN 9784167289041

わが「転向」

¥275

商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

新左翼の教祖ともいえ…

新左翼の教祖ともいえる吉本隆明の本を初めて読んだが、これはインタビュー形式の文章なのでなかなか読みやすかった。これからは第二次産業的な公害・従来の公害ではなくて、第三次産業的公害・精神面での公害が広がるということも書いていて、これは当たっているのではないかと思う。

文庫OFF

2019/02/07

吉本隆明 「 わが転向 」 ポスト資本主義として 反体制しかない共産主義に見切りをつけて、大衆消費社会に目付けをした本。大衆の消費行動を通した 政府へのリコール権(革命権)の可能性まで 示唆している 日本における革命の可能性 *生産本位から消費本位の社会へ→消費者が消費しない...

吉本隆明 「 わが転向 」 ポスト資本主義として 反体制しかない共産主義に見切りをつけて、大衆消費社会に目付けをした本。大衆の消費行動を通した 政府へのリコール権(革命権)の可能性まで 示唆している 日本における革命の可能性 *生産本位から消費本位の社会へ→消費者が消費しない=政府へのリコール権→大衆に革命権がある 憲法9条は戦後憲法の最大の取り柄 *ECのようなアジアブロックは必要→強国にやすやすとは従わないナショナリズム *ソ連は 国家を閉じた社会主義だったから ダメだった わが転向=旧来左翼思想から 大衆文化、都市論への転向 *旧来左翼思想は 反都市、反文明、反原発など退化、保守化→旧来左翼思想と訣別 *反体制だけの左翼に 意味も必要もない *大衆が日本社会の中枢を占めるという認識→文学、映画、テレビなど 軽さ、明るさの感性が充満

Posted by ブクログ

2013/08/25

あの吉本の「転向」というわけで思わず手にしてしまいますが、内容は非常に穏健な著者の姿で驚きです。憲法9条擁護の立場でありながら、小沢一郎を評価したり、村山富市に厳しかったり、マルクスかぶれの左翼知識人をズバッと批判。「都市」の記載の中では、佃島生まれの著者の幼少年期の大川端が描か...

あの吉本の「転向」というわけで思わず手にしてしまいますが、内容は非常に穏健な著者の姿で驚きです。憲法9条擁護の立場でありながら、小沢一郎を評価したり、村山富市に厳しかったり、マルクスかぶれの左翼知識人をズバッと批判。「都市」の記載の中では、佃島生まれの著者の幼少年期の大川端が描かれ、昔の江戸情緒を感じる素晴らしい文章でした。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品