じかきむしのぶん こどものとも絵本

松竹いね子【作】, 堀川真【絵】

• 販売会社／発売会社: 福音館書店
• 発売年月日: 2008/04/30
• JAN: 9784834023428

商品レビュー

2013/07/04

人生初の読み聞かせで読んだ絵本です。
剣淵町絵本の館の「わくわく放課後タイム」で小学生の子どもたちに。

小さなころからのお気に入りで、作者の堀川真さんは剣淵町に縁のある方なので、この絵本を選びました。

2012/02/13

葉っぱに産み落とされた卵からかえった、じかきむしの幼虫「ぶん」は
さっそく葉っぱの中のやわらかい部分を食べ出します。
サクサクと食べながら進んでいくと、葉っぱの中にトンネルができていき、
それはまるで葉っぱに描かれた字や絵のように見えます。
そんなぶんの描く「字」を見たとんぼやちょうちょがやってきて、
「飛べるようになったら一緒に遊ぼう」
とぶんと約束します。
ぶんはたくさん葉っぱを食べて大きくなっていきます。
やがて、ぶんはさなぎになってたくさん眠ります。
そして秋になったある日…。
小さな小さなぶんの成長物語。

ぶんのモデルは、ハモグリバエという虫で、
実際に「じかきむし」や「えかきむし」と呼ばれているそうです。

2011/12/27

じかきむしの「ぶん」が卵から生れて、葉っぱを食べて成虫になるまでのお話。
絵がとても可愛い。子供が植物や虫に興味を持つきっかけに良いかも。

ホウレンソウやチンゲンサイの葉っぱにできた白い模様、あれは「じかきむし」のせいなんだって。ただの「虫食い」だと思っていた模様が、ほんのちょっといとおしくなります。
でも結局はじかきむしって、蛾や蠅の幼虫なんだよね。やだやだ。