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巨匠とマルガリータ 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集Ⅰ-05
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2008/04/01 |
| JAN | 9784309709451 |

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巨匠とマルガリータ
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商品レビュー
4.3
31件のお客様レビュー
まず一言。全然おもしろくない。 あまりにも荒唐無稽すぎて自分には無理だった。 ブコウスキーのパルプのような作品。あれだって自分には合わなかったけど好きな人は意外と多いという。 ただこの作品に関しては面白くないだけではなく、とにかく長い。そこがしんどい。 この本の共感できた部分とし...
まず一言。全然おもしろくない。 あまりにも荒唐無稽すぎて自分には無理だった。 ブコウスキーのパルプのような作品。あれだって自分には合わなかったけど好きな人は意外と多いという。 ただこの作品に関しては面白くないだけではなく、とにかく長い。そこがしんどい。 この本の共感できた部分としては、死というものが何からも解放される一番の状態であるということ。 あと最後のエピローグは個人的には蛇足だと思う。
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究極の奇想小説、と帯に書いてある通り、最初のほうは話の筋がほとんど見えない。 というか、600ページ近くの長編を読み終えても、最後まであまりよく分からない。 現代の世界と、キリストが処刑される頃の古代ローマの話の場面が入れ替わり、悪魔の一味がモスクワに出現し、次々と不可解な事...
究極の奇想小説、と帯に書いてある通り、最初のほうは話の筋がほとんど見えない。 というか、600ページ近くの長編を読み終えても、最後まであまりよく分からない。 現代の世界と、キリストが処刑される頃の古代ローマの話の場面が入れ替わり、悪魔の一味がモスクワに出現し、次々と不可解な事件、珍事件を起こしていく。 ふと気づけば、タイトルになっている巨匠とマルガリータがまだ登場していない?一体、これは何の話?と思ってたころに、小説家の「巨匠」と愛人のマルガリータが登場。 二部で、マルガリータが巨匠を救うために魔女になって悪魔の世界?に行ってからは、なかなか楽しい。 悪魔の一味である、さも人間であるかのように振る舞う「猫」のベゲモートがチャーミングに見えてくる。 話は場面、場面で楽しいけど、やっぱり何の話?との思いがよぎったが、池澤夏樹の解説をよんで、目から鱗。 社会主義国のソ連、スターリンの時代に生きたブルガーコフのこの作品は、検閲によって、刊行できない状態で、世に出たのは、作者の死後数十年も経過した1973年だったそうだ。 神を否定し、人間が人間の生活を支配する社会主義の国。しかし、「人間の理性に健全な社会を運営する力がない」 「人間の倫理的な能力を買い被った時点で社会主義は失敗した。」 では、資本主義は?「まことに浅ましい。ここでも人間の理性は見捨てられている」 「ブルガーコフは今さら神に頼るわけにはいかないと考えたのだろう。だから悪魔に頼った。 結局のところ、彼が信じていたのはマルガリータの無心の愛だけではなかったか」 なるほど、だから、悪魔。 人間の理性は脆い。何がそれを支えるのか? 確かに、マルガリータは聡明だった。
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220830*読了 文学としての面白さを思う存分味わえる一冊。 「巨匠とマルガリータ」というタイトルだけれど、物語を通して暴れまわるのは悪魔たち。 それなのに「悪魔」を絡めたタイトルにしないところがまた秀逸。 悪魔が平然と登場し、悪魔に翻弄されるたくさんの人々が滑稽。悪魔とは一...
220830*読了 文学としての面白さを思う存分味わえる一冊。 「巨匠とマルガリータ」というタイトルだけれど、物語を通して暴れまわるのは悪魔たち。 それなのに「悪魔」を絡めたタイトルにしないところがまた秀逸。 悪魔が平然と登場し、悪魔に翻弄されるたくさんの人々が滑稽。悪魔とは一体何なのか? そして、間に挟まれるポンティウス・ピラトゥスの物語。よく分からない。でも、それがたまらなくおもしろいし、私を夢中にさせる。 理解しがたい、でもおもしろい、それが文学の魅力だと思います。
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