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沈黙のあと 創元推理文庫

ジョナサン・キャロル(著者), 浅羽莢子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1997/11/28
JAN 9784488547073

沈黙のあと

¥220

商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

嘘はバレない内は真実…

嘘はバレない内は真実であるが、バレた時に恐ろしい破壊をもたらす。幸福が壊れるときのどうしようも無さが描かれている。

文庫OFF

2018/04/29

今まで読んできたキャロルの小説の中では『死者の書』に次いでベスト。 つまりは、魔法とか呪いとか、非現実な要素が無かったことが一番の特徴で、故に登場人物がその個性だけで描かれていたことが良かった。 挿話がふんだんに盛り込まれ、それらはそれなりに興味深いのだがあと一歩、足りないものが...

今まで読んできたキャロルの小説の中では『死者の書』に次いでベスト。 つまりは、魔法とか呪いとか、非現実な要素が無かったことが一番の特徴で、故に登場人物がその個性だけで描かれていたことが良かった。 挿話がふんだんに盛り込まれ、それらはそれなりに興味深いのだがあと一歩、足りないものがある。それはリーダビリティーの要因である知的好奇心の喚起ではなかろうか? どうも読んでて、さて次はどうなるって気持ちにならないんだなぁ。

Posted by ブクログ

2010/11/04

なぜか絶版になっているけど、これはある意味「月の骨」から始まる一連のシリーズ以上に、“キャロルらしい”作品だと思います。出だしの一文、前半のミステリめいた恋愛ストーリー、そして「沈黙のあと」に再び始まる後半の意表をつく展開、幕切れまで、本当にキャロルらしい。背筋がぞわぞわするこの...

なぜか絶版になっているけど、これはある意味「月の骨」から始まる一連のシリーズ以上に、“キャロルらしい”作品だと思います。出だしの一文、前半のミステリめいた恋愛ストーリー、そして「沈黙のあと」に再び始まる後半の意表をつく展開、幕切れまで、本当にキャロルらしい。背筋がぞわぞわするこの感じ、しかも一過性じゃなくて読後じんわりと後を引くこの感じが、癖になるんだなあ…。愛する女の罪を赦し彼女の息子ともども幸せな家庭を築く、耳触りのよい表現でまとめることもできる彼の選択が最終的にもたらす、解説が言うところの「完璧な幸福の完璧な崩壊」、全ての終り。「死者の書」「我らが影の声」そしてこの「沈黙のあと」、月の骨シリーズよりも、より底冷えのする“ぞわぞわ”が来るこのラインナップが好きな私です。

Posted by ブクログ

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