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日本文化史研究(下) 講談社学術文庫
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日本文化史研究(下) 講談社学術文庫

内藤湖南(著者)

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日本文化史研究(下) 講談社学術文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1976/11/10
JAN 9784061580770

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商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2024/08/12

いくら名著だからとはいえ、せめて人名や書名については注釈がほしい。内容はともかく、理解しようにもそれを助けるはずの注釈が皆無なのは、ひとえに編集方針の不親切さに帰される。

Posted by ブクログ

2024/05/03

内藤湖南は、秋田県鹿角出身。 東洋史が専攻で京都大学教授。 本著は講演会を書き起こししたものなので読みやすい。 中国史との比較において、日本史、特に南北朝、室町時代を日本史の起点とする考え方は興味深い。 以下抜粋~ ・こういうことで日本がシナに対して気焔を吐くことが蒙古襲来以...

内藤湖南は、秋田県鹿角出身。 東洋史が専攻で京都大学教授。 本著は講演会を書き起こししたものなので読みやすい。 中国史との比較において、日本史、特に南北朝、室町時代を日本史の起点とする考え方は興味深い。 以下抜粋~ ・こういうことで日本がシナに対して気焔を吐くことが蒙古襲来以来流行って来たのであります、これはつまり日本の根本の文化の独立が出来上がったからだといってもよいと思います。これはちょうど蒙古襲来というときが後宇多天皇の始まりでありまして、そしてこの懐良親王の手紙が後亀山天皇のときでありますから、ともかく外国に対する思想の独立、文化の独立というものが大覚寺統を一貫して終始しておるといってもよいのであります。 ・聞香のことが行われるようになったのは、いつの頃からであるか。徳川の中世に香に関する多くの著述をした大枝流芳の記するところでは、南北朝時代の佐々木道誉をもって元祖とするようにいい、降って東山将軍義政もこれを好んだ。 ・大体歴史というものは、ある一面から申しますると、いつでも下級人民がだんだん向上発展して行く記録であるといっていいのでありまして、日本の歴史も大部分この下級人民がだんだん向上発展して行った記録であります。その中で応仁の乱というものは、今申しました意味においてもっとも大きな記録であるといってよかろうと思います。一言にしていえば、応仁の乱というものの日本歴史におけるもっとも大事な関係といものはそこにあるのであります。 ・応仁の乱以降はわれわれの真の身体骨肉に直接触れた歴史であって、これをほんとうに知っておれば、それで日本歴史は十分だと言っていいのであります。 ・それから一つはその当時の公卿などの生活状態から来たのでありますが、公卿の生活状態が困難なところからして、神社とか寺院とかが一般の信仰によって維持されることを考えたと同じように、公卿もなにか自分の家業によって生活する道を考えるようになって、そこにいろいろな伝授をするということが起こりました。 たとえば『古今集』などの伝授をすることによって生活するようになったのでありまして、これはよほど面白い考えであります。

Posted by ブクログ

2012/10/18

東洋史学者・内藤湖南の講演録。日本と中国の文化を比較研究し、快活な語り口で日本文化の本質に切り込んでいる。いい本ですね。

Posted by ブクログ

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