- 中古
- 書籍
- 文庫
ザルツブルクの小枝 中公文庫
定価 ¥683
440円 定価より243円(35%)おトク
獲得ポイント4P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 1978/10/10 |
JAN | 9784122005747 |
- 書籍
- 文庫
ザルツブルクの小枝
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ザルツブルクの小枝
¥440
在庫なし
商品レビュー
0
1件のお客様レビュー
1953年10月から1954年12月までの米国、欧州の紀行の記録。読んでいて旧制高校の後輩である吉田秀和の「音楽紀行」と同じ時期だと気づいた。実際、後半のヨーロッパで同じ音楽会に出かけたりしている。フルトヴェングラーを聴いているのだ。 著者は貪欲に西洋の文化を見て、批評している。...
1953年10月から1954年12月までの米国、欧州の紀行の記録。読んでいて旧制高校の後輩である吉田秀和の「音楽紀行」と同じ時期だと気づいた。実際、後半のヨーロッパで同じ音楽会に出かけたりしている。フルトヴェングラーを聴いているのだ。 著者は貪欲に西洋の文化を見て、批評している。その目はなかなか鋭い。つまらないものを一言で切り捨てる潔さもある。 かといって固い読み物ではなくて、はじめてあこがれの西洋に出かけていって、それと格闘する様が書かれていたり、読みやすい。これだけ情報の多い現代でもそういう部分はそれほどかわらないのではないかと感じた。 本編と関係はないが、この前に読了した吉田秀和の本にもこの本にもパドヴァのジオットのすばらしさがでてくる。私も久しぶりにそれをみたときの感動を思い起こした。
Posted by