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「お金」崩壊 集英社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2008/04/22 |
JAN | 9784087204377 |
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「お金」崩壊
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商品レビュー
3.7
6件のお客様レビュー
経済のことを全くわかっていない私には前半ほど理解が難しいという本 4章は金融や経済と簡単にくくれない広い領域の話をしているけどそちらの方が馴染んだし楽しかったかな 理解しきれなかっただけに再読したい。折を見てまた頑張ります 読むのは新書にしてはしんどいけど一読する価値はある
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お金の根源(裏付け)は時代と共に変遷し、統一性のないものであることがわかる。 通貨の発行根拠はゴールド(資産)から、負債へと変わった。 最も借金(利子)のシステムで騙され苦しんでいるのは、発展途上国である。自動的に金利分のお金が、途上国から先進国へ移動している。 化石...
お金の根源(裏付け)は時代と共に変遷し、統一性のないものであることがわかる。 通貨の発行根拠はゴールド(資産)から、負債へと変わった。 最も借金(利子)のシステムで騙され苦しんでいるのは、発展途上国である。自動的に金利分のお金が、途上国から先進国へ移動している。 化石燃料は、エネルギーとしての自立性がとてつもなく高く、現代経済にとって欠かせない貴重な存在であり、金(ゴールド)に代わり「石油・ドル本位制」を成立させている。 そして今もまた、金融危機によりマネーの根拠が揺らいでいるのです。
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お金の三機能は、交換手段、価値の尺度、価値の貯蔵である。 借金の本質は、お金を返さないでおくと、返さなければならないお金は一方的にどんどん増えていっしまうというものだ。つまり、借りたお金を増やして返すという経済行為なのだ。 金・ドル本位制は、通貨に量という最小限の物理的限界を...
お金の三機能は、交換手段、価値の尺度、価値の貯蔵である。 借金の本質は、お金を返さないでおくと、返さなければならないお金は一方的にどんどん増えていっしまうというものだ。つまり、借りたお金を増やして返すという経済行為なのだ。 金・ドル本位制は、通貨に量という最小限の物理的限界を課した。その重しをドル・ショックは取り払った。金融システムの中枢に据わるモノたちは、『欲望をお金の量に合わせる』経済を脱し、『欲望にお金の量を合わせる』ことができる経済を手に入れた。このことが、最近の金融の暴走である。実体の伴わないバブル経済が世界を覆い、世界の金融システムは急速に巨大カジノ以外の何物でもないものに変容した。
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