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日本史のしくみ 変革と情報の史観 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 1976/01/10 |
JAN | 9784122002944 |
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日本史のしくみ
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卑弥呼、卑弥呼の宗女とよ、その、とよのあとに、崇神天皇となるという流れなのだが、この崇神天皇をさかのぼらせた影像が神武天皇という。その間を欠史という。邪馬台国と大和では性格が全くちがう。南方的な農耕民が邪馬台国で、高度の軍事組織をもつのが大和だとのこと。
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「変革」を中心に日本史の見なおしを進める林屋辰三郎と、情報を基軸に独創的な文明論を構築した梅棹忠夫の2人を中心にした共同討議の記録です。出席者は、林屋辰三郎、梅棹忠夫、山崎正和、司馬遼太郎、上田正昭、村井康彦、原田伴彦の7人です。 「わたし自身は、歴史学者ではないので、その歴史...
「変革」を中心に日本史の見なおしを進める林屋辰三郎と、情報を基軸に独創的な文明論を構築した梅棹忠夫の2人を中心にした共同討議の記録です。出席者は、林屋辰三郎、梅棹忠夫、山崎正和、司馬遼太郎、上田正昭、村井康彦、原田伴彦の7人です。 「わたし自身は、歴史学者ではないので、その歴史の空白の部分を、かってな想像でつないでたのしむという特権を保持している」という梅棹が提出している大胆な仮説は、とくにおもしろく読みました。文明史という大局的な観点から、とくに「情報」という斬新な問題設定のもとで歴史の意味を見なおすという議論のスケールの大きさには、とにかく圧倒される思いがします。
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