ぼくがうまれた音 日本傑作絵本シリーズ

近藤等則【文】, 智内兄助【絵】

• 販売会社／発売会社: 福音館書店
• 発売年月日: 2007/03/25
• JAN: 9784834022605

商品レビュー

2017/10/07

オススメしてもらった絵本。

正直、表紙の絵が怖くて、勧められてからもなかなか読めずにいました。

島で生まれ育った男の子の日常を描き、弟の誕生で終わる。
怖いけど、リアルで、よく見ると愛嬌があって、可笑しみも感じられる絵は、読んでいるうちに馴染んできて、読み終わるとこの絵本はこの絵でなければ成立しないような気がしてきます。
物語も、なんだか懐かしいような、でも自分も知らない昔の、自分の知らない島の生活が描かれていて魅力的でした。

2017/07/21

ミュージシャンらしい音にこだわった文章と、美しくリアルなのに幻想的な絵のコラボレーション。アーティスティックな絵は子どもにはちょっと不気味で怖くみえるかも。

2007/09/28

あまりに美しい絵に引かれた。内容もさることながら、本を開くと、絵の美しさに息を呑む。どんな若手のホープの画家かと思ったら、絵を担当している智内兄助という人は、団塊の世代のおじちゃんだった。やられたよ。