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知的好奇心
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知的好奇心

波多野誼余夫(著者)

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知的好奇心

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 1973/03/25
JAN 9784121003188

知的好奇心

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商品レビュー

3.8

18件のお客様レビュー

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2023/02/03

Na図書館本 動機づけの講座で紹介されて。 1973年に書かれた本ですが、今読んでも何の違和感もない。 知的好奇心には二つ。 1情報への飢えから生ずるもの 2知識の不十分がわかった時に生ずるもの 人は内在的に向上心あるのでは? 好奇心や向上心のようなプラスの動機づけ。 自発性...

Na図書館本 動機づけの講座で紹介されて。 1973年に書かれた本ですが、今読んでも何の違和感もない。 知的好奇心には二つ。 1情報への飢えから生ずるもの 2知識の不十分がわかった時に生ずるもの 人は内在的に向上心あるのでは? 好奇心や向上心のようなプラスの動機づけ。 自発性は遊びや好きなことの一種。遊びは新しい技能獲得や習熟と結びついている。 その能力の発達が止まってしまえば新たな経験を求め探索したり、知識を高めることがなくなる。面倒になり、従来はものぐさだという伝統的理論モデルに近づくことになる。 人は本来学習する動物。 子どもの教育や労働、ムチとニンジンによる管理を繰り返すより人間らしく働ける喜びを。 信頼することで向上心アップすることも。 人はもともとイヤイヤ働くに過ぎない存在との考えを否定。条件さえ整えば、働くことこそ最高の自己表現の機会であり、楽しい経験をもたらすものという前提に立たねばならない。労働意欲をどうやって高めるか。労働者の自発性や参加を引き出す。内的動機づけについてを述べている。

Posted by ブクログ

2022/11/16

外発的動機づけに基づく心理学を怠け者の心理学という。 人の内発的動機に目を向けて歴史的な一冊。 この一冊のお陰で、動機づけ理論にパラダイムシフトが起きたのではないだろう。

Posted by ブクログ

2020/05/24

知的好奇心の観点から教育を捉えた本。旧来の教育の根本には「人間は怠け者である」という人間観があり、それは心理学の見地から否定されているという論から始まり、人間に内在する知的好奇心を大いに活用する教育にはどんなものがあるのかを具体例とともに紹介している。 1973年に発行された本に...

知的好奇心の観点から教育を捉えた本。旧来の教育の根本には「人間は怠け者である」という人間観があり、それは心理学の見地から否定されているという論から始まり、人間に内在する知的好奇心を大いに活用する教育にはどんなものがあるのかを具体例とともに紹介している。 1973年に発行された本にも関わらず今読んでもかなりの示唆に富んだ本であり、教育に少しでも携わる人なら読んで損はないかと思う。 コロナのご時世で「子どもが怠けてしまって、いかに勉強をさせるか」という論点で議論されていること自体まだまだ時代は変わっていないのだなあと思う。むしろ枠組みが緩んだ今だからこそ「もっと子ども本位の学習をするにはどうしたらいいか」を試行錯誤するいい機会であり、この本はかなりの程度参考になるのではないだろうか。

Posted by ブクログ

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