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神経内科医の文学診断
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白水社 |
| 発売年月日 | 2008/04/10 |
| JAN | 9784560031803 |
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神経内科医の文学診断
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商品レビュー
4.8
6件のお客様レビュー
私は、イタリア文学者の須賀敦子氏のファンである。特に、イタリアの詩の翻訳が好きである。 本書で、著者の岩田誠先生が須賀敦子氏に触れているので嬉しくなった。「19 マルグリット・ユルスナール『黒の過程』―脳腫瘍―」で少し、「30 ナタリア・ギンズブルグ『マンゾーニ家の人々』―家族性...
私は、イタリア文学者の須賀敦子氏のファンである。特に、イタリアの詩の翻訳が好きである。 本書で、著者の岩田誠先生が須賀敦子氏に触れているので嬉しくなった。「19 マルグリット・ユルスナール『黒の過程』―脳腫瘍―」で少し、「30 ナタリア・ギンズブルグ『マンゾーニ家の人々』―家族性片麻痺性片頭痛―」でより詳しく触れている。それで、大いに岩田先生を見直した次第である。 本書の目次 はじめに 1 アンドレ・ブルトン『ナジャ』—クロード教授とババンスキー 2 谷崎潤一郎『鍵』—足底反射と挙睾筋反射 3 マルセル・プルースト『失われた時を求めて』—瞳孔反応 4 ウィリアム・アイリッシュ『じっと見ている目』—閉じ込め症候群 5 松本清張『或る「小倉日記」伝』—脳性麻痺 6 森鴎外『澀江抽齋』—脳卒中 7 ナサニエル・ホーソーン『七破風の屋敷』—ランデュ=オスラー=ウェーバー症候群 8 アーサー・L.・コピット『ウィングス』—失語症 9 ベルンハルト・シュリンク『朗読者』—読み書きの神経機構 10 ルイス・キャロル『鏡の国のアリス』—失名辞 11 ミゲル・デ・セルバンテス『ドン・キホーテ』―レヴィ小体病 12 ウィリアム・シェークスピア『マクベス』―レム睡眠行動障害 13 アントニオ・タブッキ『レクイエム』―帯状疱疹 14 芥川龍之介『歯車』―閃輝暗点 15 井上ひさし『頭痛肩こり樋口一葉』―片頭痛 16 ジャン=ポール・サルトル『嘔吐』―悪心 17 ローラン・べネギ『パリのレストラン』―感覚神経細胞腫 18 オノレ・ド・バルザック『ゴリオ爺さん』―脳腫瘍 19 マルグリット・ユルスナール『黒の過程』―脳腫瘍 20 エドモン・ロスタン『シラノ・ド・ベルジュラック』―硬膜外血腫 21 モーリス・ドリュオン『呪われた王たち』―くも膜下出血 22 司馬遼太郎『胡蝶の夢』―テタヌス(破傷風) 23 北条民雄『癩院受胎』―無痛の恐怖 24 説経浄瑠璃『しんとく丸』―ハンセン病 25 ラモン・サンペドロ『海を飛ぶ夢』―安楽死をめぐる対話 26 夏目漱石『門』―肩凝り 27 北杜夫『楡家の人々』―脊髄性進行性筋萎縮症 28 トーマス・マン『ブッデンブローク家の人びと』―内頚動脈解離 29 ロジェ・マルタン・デュ・ガール『チボー家の人々』―毒ガス 30 ナタリア・ギンズブルグ『マンゾーニ家の人々』―家族性片麻痺性片頭痛 参考資料 お終い
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季刊誌「Brain Medical」連載、7年半分、30篇。各篇、よく考え抜かれて書かれている。 古今東西の文学作品を神経学的視点で読み解いてみせる――それがまず驚きだ。著者の若い頃のエピソードも随所に顔を出し、そこに思わぬ発見や気づきがあり、その展開がおもしろい。とくに読み応え...
季刊誌「Brain Medical」連載、7年半分、30篇。各篇、よく考え抜かれて書かれている。 古今東西の文学作品を神経学的視点で読み解いてみせる――それがまず驚きだ。著者の若い頃のエピソードも随所に顔を出し、そこに思わぬ発見や気づきがあり、その展開がおもしろい。とくに読み応えがあるのは、シェイクスピア『マクベス』(レム睡眠行動障害)、タブツキ『レクイエム』(帯状疱疹)、キャロル『鏡の国のアリス』(失名辞)、清張『或る「小倉日記」伝』(脳性麻痺)。 プルースト『失われた時を求めて』では、瞳孔反応をとりあげている。相手の瞳が一瞬広がるのを見て、心の動きを知る一場面。プルーストは、散瞳という交感神経の自律的反応をうまく使っていた。著者は、さらに日本人と西欧人の虹彩の色の違い、それにともなう瞳孔反応の見え方の違いにも言及していて、これも興味深い。
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☆信州大学医学部図書館の所蔵はこちらです☆ http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA85660293
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