- 中古
- 書籍
- 文庫
震度0 朝日文庫
定価 ¥880
110円 定価より770円(87%)おトク
獲得ポイント1P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2008/04/04 |
JAN | 9784022644350 |
- 書籍
- 文庫
震度0
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
震度0
¥110
在庫あり
商品レビュー
3.5
170件のお客様レビュー
警察のキャリア、ノンキャリア含めて主に6人の視点から、一つの失踪事件を追うのは、新鮮だった。このひとマトモそう!て思ったひとが、他の視点から見ると違っていたり、面白かった。 展開は遅いが、じっくり味わえる。 ページ数は多いが、案外サクサク読めた。 横山秀夫さんは、64、ノースライ...
警察のキャリア、ノンキャリア含めて主に6人の視点から、一つの失踪事件を追うのは、新鮮だった。このひとマトモそう!て思ったひとが、他の視点から見ると違っていたり、面白かった。 展開は遅いが、じっくり味わえる。 ページ数は多いが、案外サクサク読めた。 横山秀夫さんは、64、ノースライトを読んだが、やはり面白い。 64、ノースライトのほうが、自分は胸熱だったが。
Posted by
『震度ゼロ』 テンポ ★★★ 犯行動機 ★★★★ 意外性 ★★★★★ 【読み終えて】 横山秀夫さんの作品は「64」「半落ち」含めて複数冊です。事件発生から解決までいくつか山があること、そう緊迫した流れが病みつきになり、読み続ける作家さんとなりました。 震度ゼロは、過去読...
『震度ゼロ』 テンポ ★★★ 犯行動機 ★★★★ 意外性 ★★★★★ 【読み終えて】 横山秀夫さんの作品は「64」「半落ち」含めて複数冊です。事件発生から解決までいくつか山があること、そう緊迫した流れが病みつきになり、読み続ける作家さんとなりました。 震度ゼロは、過去読了の作品と比較してテンポはゆったりです。全体の8割を終えて、ようやく事件全体の概要(容疑者、動機)が見えてくるという構成です。 一方で、この容疑者に意外性があり、かつ動機が筋が通っている構成です。 横山作品をじっくり読みたい方、また、警察内部の権力関係をテーマにした作品が好きな方はぜひに・・・です。 【物語】 阪神淡路大震災が発生した当日、一つの県警本部では事件が発生していました。 それは、無断欠勤がない課長が行方不明になっているというものです。 調査を進める中で、課長の自家用車が隣町で発見されました。 自家用車からは、課長、課長の妻、そして第三者/女性の毛髪が採取されます。 また、近くのガソリンスタンドでは、女性が運転する車に課長が同席している姿が目撃されれています。 事件なのか?事故なのか?それとも課長は戻ってくるのか? 【横山さんらしい作品】 今回の作品は、課長の失踪事件の解明自体よりも、その解明に務める本部長、部長クラス複数名の関係性がテーマとなっています。 ずばり、自身がさらに階級を上げるための名誉、実績そして保身です。 そのために、取得した情報を自身が仕切る部門にのみ集約させる、会議で開示をしないという状況が多発します。 それが影響し、本部長そして部長クラスが互いに疑心暗鬼になり、事件の真相究明にたどり着かない状況となります。 しかし、部長クラスのなかに1名だけ「目的」、警察組織で言えば「法律」「正義」を忘却しない人間がいました。 彼の会議での進言により、事件は真相に向けて動き出します。 【読者レビューを観察して】 警察内部の保身、名誉が交錯する作品です。そのことに嫌悪を覚えた感想が拝見できます。 たしかに作品を通じてその事象を観察できます。 一方で、横山さんは、最後のページ、ラストシーンで今後の展開を読者にゆだねる「余地」を残します。 警察という組織が、そのまま法律・正義を放棄し、崩壊の道をたどるのか? もしくは、留まり、本来の役割・責務を果たすのか? 読者泣かせなラストシーンかもしれませんね!
Posted by
警察小説。 署内を舞台に、幹部の失踪が複数の視点で話は進んでいく。 ややこしくなりがちな警察小説だが、とても読み易く面白かった。
Posted by