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グリンプス 創元SF文庫
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グリンプス 創元SF文庫

ルイス・シャイナー(著者), 小川隆(著者)

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グリンプス 創元SF文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1997/12/16
JAN 9784488709013

グリンプス

¥770

商品レビュー

3.5

7件のお客様レビュー

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2014/10/18

60年代の音楽を中心に物語りが進みますが、この物語の中心は父親との和解ではないでしょうか。 この本の評価は父親と離別(死別・離婚等)しているかによって大きく変わると思います。 終盤で幼少期の不仲に新しい解釈が示されます。 十数年以上前に読んだのでうろ覚えですが 「お前は好きじゃ無...

60年代の音楽を中心に物語りが進みますが、この物語の中心は父親との和解ではないでしょうか。 この本の評価は父親と離別(死別・離婚等)しているかによって大きく変わると思います。 終盤で幼少期の不仲に新しい解釈が示されます。 十数年以上前に読んだのでうろ覚えですが 「お前は好きじゃ無かった(○○で遊びたがらなかった」という言葉は、同じく幼少期に父と触れあった記憶が殆どない私にも思い当たるふしがあり、気が付くと視界がぼやけていました。主人公が死んだ父親から聞かされた言葉も、私の記憶も、一つの解釈に過ぎず事実とは限りません。しかし、そういう解釈の変更で離別した人間と和解するのも方法の一つだと教えてくれた思い出深い作品です。

Posted by ブクログ

2013/09/03

親ってのは唯一無二のものなんだってことを四十近いおっさんが受け入れるお話。ただし良くない方の意味で。三人のアーティストとのエピソードはそれぞれ過去だとか可能性だとかその辺の象徴として描かれていたように感じたのだけれど、いかんせん彼らの来歴だとかその時代の空気だとかを知識/体験とし...

親ってのは唯一無二のものなんだってことを四十近いおっさんが受け入れるお話。ただし良くない方の意味で。三人のアーティストとのエピソードはそれぞれ過去だとか可能性だとかその辺の象徴として描かれていたように感じたのだけれど、いかんせん彼らの来歴だとかその時代の空気だとかを知識/体験として持ってるわけではないぼくには単なる文字情報としてしか読めない部分も多かった。子どものころうちにあった学習漫画で、タイムスリップして昔の人たちから直接お話を聴こう!みたいなのがあったのを思い出した。

Posted by ブクログ

2013/05/09

とても面白かった。自分のような音楽ジャンキー、60年代、ドアーズ、ビーチボーイズ、ジミヘンのどれかを凄く好きなら読むべき本だし、そうじゃなければ読んでもシンクしないな。 最後に自立だとか大人になるとか、全くテーマの違うパートがあって、シンクロニシティがあったのも良かったな・・・...

とても面白かった。自分のような音楽ジャンキー、60年代、ドアーズ、ビーチボーイズ、ジミヘンのどれかを凄く好きなら読むべき本だし、そうじゃなければ読んでもシンクしないな。 最後に自立だとか大人になるとか、全くテーマの違うパートがあって、シンクロニシティがあったのも良かったな・・・。 んで、いよいよ「Smile」を聴くべきときが来たのかしら。

Posted by ブクログ