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アダム・スミス 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2004/06/21 |
JAN | 9784004110705 |
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アダム・スミス
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アダム・スミスの全体像を「近代化の闘士」として描いた入門書です。 著者は、スミスをはじめとする近代市民社会の思想家たちの人間像について考察をおこなっています。彼らは、人間の上に押し付けられてきた不当な抑圧から人間を解放することを主張しました。その一方で彼らは、人間を単に理性的存...
アダム・スミスの全体像を「近代化の闘士」として描いた入門書です。 著者は、スミスをはじめとする近代市民社会の思想家たちの人間像について考察をおこなっています。彼らは、人間の上に押し付けられてきた不当な抑圧から人間を解放することを主張しました。その一方で彼らは、人間を単に理性的存在とみなしていたのではなく、情念や欲望、感情といったものを秘めた存在と見ていたといいます。その上で、人間を欲望の束と見たり感情の動物と見たりするのは人間を一つの自然として見ることであり、自然科学者が自然を観察するときに採る態度と変わらないことに注意を促しています。 スミスは、こうした近代市民社会における人間の全体像に基づく社会哲学を作り上げた偉大な思想家とみなされることになります。彼は『道徳感情論』において共感に基づくモラル・サイエンスを構築するとともに、『国富論』では分業と交換に基づく近代市民社会の人間的「自然」を解き明かすことをめざしました。 また本書では、こうしたスミスの思想が、リストやマルクスによってどのように継承され批判されたのかということを解説しています。さらに、近代経済学がスミスの思想の一面しか継承していないのに対し、マルクスはスミスの全体像との対決をおこなったとして、高い評価が与えられています。
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たまたま図書館のリサイクル市でもらってきた本です。1年間本棚で眠っていました。私が3歳のときに書かれた本です。それを、引っ張り出してきて読んだのは、無謀にも経済おんちの私が「経済学入門」なんかを書こうと思ったからです。我が家にある経済関係の本は10冊ほど。その中で、とりあえず経済...
たまたま図書館のリサイクル市でもらってきた本です。1年間本棚で眠っていました。私が3歳のときに書かれた本です。それを、引っ張り出してきて読んだのは、無謀にも経済おんちの私が「経済学入門」なんかを書こうと思ったからです。我が家にある経済関係の本は10冊ほど。その中で、とりあえず経済学を創設した人と言われるアダム・スミスについての本を読んでみることにしました。スミスについて知っていることといえば、「国富論」を書いたということ、それと「神の見えざる手」ということを言っていた、その二つだけです。読み始めるとけっこう引き込まれていきました。「労働価値説」とか「限界効用価値説」とかイメージしにくい専門用語もいろいろありますが、「なんだか面白そう」とわくわくしながら読むことができました。「国富論」やマルクスの「資本論」を今からじっくり読もうという気にはなかなかなれませんが、古典も読まないといけないなあとだけは感じます。そこには、自分がボヤーと考えていたことがどうやら書かれているようなのですから。
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[ 内容 ] [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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