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シルヴェストル・ボナールの罪 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2003/11/01 |
JAN | 9784003254349 |
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シルヴェストル・ボナールの罪
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商品レビュー
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読み終わってみると、このような人生でありたいと思う。 このような人生の見つめ方をしたいと思った。 カンディードとは違い、はっきりとした栄華や波乱はないが、市井の人らが、日々をかみつぶす中にもその人なりの色合いは異なり、奥歯の痛みや路地裏に隠れる子猫の瞳や街中を歩く時の商店から聞...
読み終わってみると、このような人生でありたいと思う。 このような人生の見つめ方をしたいと思った。 カンディードとは違い、はっきりとした栄華や波乱はないが、市井の人らが、日々をかみつぶす中にもその人なりの色合いは異なり、奥歯の痛みや路地裏に隠れる子猫の瞳や街中を歩く時の商店から聞こえてくる賑やかな声などで彩られている。 老年の主人公のような、全体的に乾いた展開と文体。精神の自由を愛する老人の頓着のなさに憧れをおぼえる。 訳は伊吹武彦。 初めは硬い印象を持ったが、読み進めるうちに、日本人作家が書いたかのような印象を持つ部分もあるほど、作品に馴染んでくるように感じられた。 アナトール・フランスの洒脱で細やかな心の動きをさらりと表現する文体は、素晴らしいと思う。
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ボナールおじいさんの専門バカでお茶目なところがたまらない。読み返す度に、ほのぼのしそう。 好きなシーンは、 「シチリアに行くのをばあやに反対されると思ってたら、意外に反応が薄くて『冷たい女!』って嘆く」ところ(ツンデレw)、 「見知らぬイタリアの街で寂しかったくせに、背後からフ...
ボナールおじいさんの専門バカでお茶目なところがたまらない。読み返す度に、ほのぼのしそう。 好きなシーンは、 「シチリアに行くのをばあやに反対されると思ってたら、意外に反応が薄くて『冷たい女!』って嘆く」ところ(ツンデレw)、 「見知らぬイタリアの街で寂しかったくせに、背後からフランス語で自分の噂をされているのを聞いて逃げ出す」ところ(ツンデレ)、 「昔の想い人の孫娘と水入らずで話している時に、塾長のオールドミスに話しかけられて、内心だけで非道いことを考えるが、きちんと挨拶してしまう」ところ(ヘタレ)。
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老学究の日記というかたちをとった長編小説。ボナール氏の、暖かい人柄が心にしみる。学士院会員であり不正を憎む高潔な精神の持ち主だが、どこか子供じみていたり、間が抜けた感じがなんともいえない。ぜひ、おじいさんのボヤきでも聞くつもりで、かるく手にとってほしい作品。 しかしこれを37歳の...
老学究の日記というかたちをとった長編小説。ボナール氏の、暖かい人柄が心にしみる。学士院会員であり不正を憎む高潔な精神の持ち主だが、どこか子供じみていたり、間が抜けた感じがなんともいえない。ぜひ、おじいさんのボヤきでも聞くつもりで、かるく手にとってほしい作品。 しかしこれを37歳のときに執筆した作者の老獪ぶりには驚嘆させられる。
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