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ごんぎつね 新美南吉傑作選 講談社青い鳥文庫
定価 ¥627
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2008/03/28 |
JAN | 9784062850087 |
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ごんぎつね
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
代表作「ごんぎつね」他の童話を収録している。 「ごんぎつね」以外には、執筆当時の時代性や、作者の主観が粗削りに表現されているものが多い気がする。
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南吉の童話作品はだいたい読んだが「空気ポンプ」と「屁」がまだだったので。 「空気ポンプ」は自転車屋のパンク修理がしたくて仕方ない少年たちが、丁稚を外出させて、留守の店で念願のパンク修理をするのだが、空気入れを壊してしまう。発覚するのではないかと恐れて過ごす少年の不安感はよくわかる...
南吉の童話作品はだいたい読んだが「空気ポンプ」と「屁」がまだだったので。 「空気ポンプ」は自転車屋のパンク修理がしたくて仕方ない少年たちが、丁稚を外出させて、留守の店で念願のパンク修理をするのだが、空気入れを壊してしまう。発覚するのではないかと恐れて過ごす少年の不安感はよくわかる。私も母の留守中に口紅を出してたら根元からボッキリ折れて、あわててくっつけたけど、うまくくっつかず、適当にごまかして蓋をしたことを思い出した。(その後母に叱られたかどうかは全く覚えていないのに) 南吉はそんな子供の心を鮮やかに描き出す。 「屁」もよくクラスでおならをする少年がいて、笑い者になっているのだが、ある日主人公がしたおならも、その少年のおならだと誤解され、本人も否定しない。主人公の抱く罪悪感。(おならの匂いで食べた物を当てる少年もいて、笑える) 「百姓の足、坊さんの足」も名作だし「花のき村」も笑わせたあとほろっとさせる作品なので、バランスのいい選集だと思う。
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