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カメレオンの呪文 ハヤカワ文庫FT魔法の国ザンス1
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カメレオンの呪文 ハヤカワ文庫FT魔法の国ザンス1

ピアズ・アンソニイ(著者), 山田順子(訳者)

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カメレオンの呪文 ハヤカワ文庫FT魔法の国ザンス1

定価 ¥946

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1981/05/31
JAN 9784150200312

カメレオンの呪文

¥330

商品レビュー

4.2

17件のお客様レビュー

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2025/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

古い本なので字が小さく、読み始めは世界観もよくわからず、探り探りの読書でしたが、後半は面白くてぐいぐい読めました。 昨日の夜はつい寝落ちしてしまったので、今朝は寝坊した振りをして布団の中で読み進めるくらい止められなかった。 魔法を使える者ばかりが住んでいるとはいえ、その魔法っていうのが結構しょぼい。 目くらましの術とか相手を変身させる力とかもあるけれど、たいていはジャンプに毛の生えたような飛ぶ力とか、目的地を間違えない力とか、そんな感じ。 それより魔法生物が怖い。 まっすぐに飛び続けるしか能力がないものの、障害物は突き破って進むので、ばったり遭遇して心臓や肺を突き破られようものなら人間など殺せてしまうぴくぴく虫とか、人食いリスとか、まあ、大概の生物は人類の敵かもしれない。 植物だって味方とは言えないし。 そんな中、ビンクは美しいビアンカと結婚するために、つまりは追放されないために、よい魔法使いであるハンフリーのところへ行って、自分には本当に魔法の力がないかを判定しもらうことにする。 その結果、今は現れていないけれど、実は大いなる魔力の持ち主であることが分かり、王様にその旨文書を書いてもらったのに、もうろくした王様はそれを読みもしないで破り捨ててしまう。 そして追放されるビンク。 追放先は、魔法のない世界であるマンダニア。 そこでは先に追放された邪悪な魔法使いトレントが、ビンクを捕まえるために待ち伏せをしていたのだ。 読んでいくとよい魔法使いは金の亡者であり、邪悪な魔法使いは追放された20年の間にいろいろ考えるところもあって、実は結構いいやつになっていたのだけど、世間はそんなこと知ったこっちゃない。 レッテルの方を信じたがるのだ。 でまあ、いろいろあって、ビンクの魔法とは一体何かとか、なぜ発現しないのかとかが、すとんと腑に落ちるのだけど…やっぱり魔法世界の冒険部分が面白いのよね。 文章だけで読むのがもったいないくらい、いろんな魔法が、いろんな魔法生物が、これでも買って出てくる。 これはぜひ紫堂恭子さんに漫画化していただきたい。 魔法と冒険とユーモアのバランスが、絶対合ってるから!

Posted by ブクログ

2022/05/04

出版社様へ、新刊の翻訳を出してください!  魔法の国ザンスシリーズ。翻訳されたものは全て読んでいます。新刊が出ないので原書で読もうかと思ったけど、無理でした。巻を重ねるごとにザンスの世界が広がっていくので、出版社様、新刊の翻訳を出してください!!

Posted by ブクログ

2019/05/06

び、びくびく虫だ~! (4半世紀前の読書の感想がこれって…。びくびく虫の説明が何巻にあったかは覚えてないけど) 設定で魅せる読ませるファンタジー/ミステリー 映画化の権利の話を聞いたことあるんだけど音沙汰なし 面白いと思うんだけどな~

Posted by ブクログ