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アンの夢の家 赤毛のアン・シリーズ6 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2008/03/19 |
| JAN | 9784102113462 |

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アンの夢の家
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商品レビュー
4
32件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
遂にアンとギルバート結婚式と、新婚生活の始まり。 結婚式の準備をしつつ、懐かしい思い出を語り合う面々。アンシリーズが2作品くらいしかなかったら、確実にこれが2作目だっただろうなぁ いざ、ギルバートが見つけてきた新天地・夢の家へ。 そこへ向かう途中、美しい女性がなぜか怒りのこもった目でこちらを見つめていた。 男嫌いなミス・コーネリア、怒ることがない陽気なジム船長など、楽しい知り合いが増え、例の美しい女性はレスリーといい、アンと年は近いが不幸な人生を歩んできた。 p353で、え!これはミステリー小説だった!?と驚いた笑 アンは第1子を死産してしまい、1日でも母親でいられたんだから幸せだわ!とレスリーが発言していたものの、この死産やアンも命懸けだったのが回復したことで、レスリーも考え直すきっかけになり、アンを憎んでいたと謝罪して本当の友達になった。 その告白がきっかけで、レスリーは別人のようによく笑った。 アンが自分もグリーン・ゲイブルズに来るまでは苦労していたと話すも、ジム船長はレスリーはそれを上回る不幸で、アンのはまだ幸せな方だと発言しているのが、アンは突っ込まないがおいおい人によって不幸の感じ方も違うしそんな言い方はないだろと突っ込みたい。 ジム船長が現役の頃につけていた生活手帳は、きっと話自体は面白いのだが文章が上手くなく、p285にて、小説を書こうとしているオーエン・フォードと共作。 ミス・コーネリアはマーシャル・エリオットと結婚、 レスリーはオーエンと結ばれ、 ジム船長は自分の本が出版されるや亡くなり、 その屋敷が売りにだされたことでギルバートが目をつけ、移り住むことになった。 「人がいつから大人になるか決めるのはむずかしいことですわ」と、アンは笑った。 「その通りですよ。人によっては生まれた時から大人だし、八十になっても大人でない人もいますからね、ほんとうですよ。さっき話したロデリックのおばあさんも大人になりませんでしたね。百になっても十の時とかわらず馬鹿気ておりましたよ」「たぶん、それだからこそ、そんなに長生きができたんじゃないでしょうか」p92 「グリン・ゲイブルスへくる前のわたしの子供時代はあまりしあわせではありませんでしたわ」〜 「そうかもしれませんーだがそれはちゃんと世話をしてくれる者のない子供によくある、普通のふしあわせにすぎませんて。あんたの身の上には悲劇というものはありませんわい、プライスの奥さん。それがかわいそうに、レスリーはほとんど悲劇ずくめだったですよ。あの子はおそらく自分でも気づかずに、自分の生活にはあんたが入ることも理解することもできないものがどっさりあることを感じているにちがいないですわいー だからそういうものからあんたを遠ざけなくてはならないわけですていわば自分が着い思いをしないよう、あんたを近づけないというわけですよ。それ、わしらは体のとこかに痛いところがあると、人に焦られたり返寄られたりさせまいとして尻込みするじゃありませんか。わしらの心の場合も体とおなじことが言えるんじゃないですかな。レスリーの心は赤膚になっているに違いないーそれを隠そうとするのは無理ありませんて」p200 「わしは物事をたのしむという一種の習慣に染まってしまったですよ。慣性になっちまったもんで、不愉快なことまでたのしむようになったですて。そういうことが、永続きはせんと思うと、じつに愉快ですわい、リューマチがわしをふんづかまえた時にはこう言ってやるです、『リューマチよ、お前だっていつかは痛むのをやめなくてはならん時がくるのだぞ。ひどければひどいだけ、早くやむことだろうよ。体の中であれ、外であれ、とどのつまりきっとわしはお前を負かすぞ』とね」p206
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
再読。 のんびり読み進めたため、またまた物語の初めの方の記憶があやふやですが・・・。 ついにギルバートと結婚して二人の新居に越してきたアン。その新居こそが「夢の家」です。 プリンス・エドワード島の全容を把握できていないうえに、ポロポロと読み落としているようで、アヴォンリーからどのくらい離れているのか、よくわからないまま読み終えてしまいました。 新婚で幸せ絶頂期といったアンとギルバートがこの家で出会い、語り合う友人たちがとても魅力的なお話でした。 灯台でひとりで暮らすジム船長、「男のやりそうなことじゃないですか」が口癖のミス・コーネリア、そしてなんといってもレスリー。 幸せ溢れるアンよりも影があるレスリーに多くの人がなんとなく惹きつけられるのではないかと思うほど、本書では大きな存在でした。 もし、自分がレスリーの立場だったら、こんなにキラキラしたアンと友達になれるだろうか、と思わず考えてしまいます。レスリーの中にあったであろうたくさんの嫉妬やどうしようもなく黒い気持ちに思いをはせればはせるほど、全てをさらけ出してアンと親しくなったレスリーが尊く思えます。 幸せいっぱいのアンにも苦難が訪れます。ここについては、意外とページを割いていない気がしましたが、アンの悲しみが底知れず、レスリーやジム船長という貴重な友人たちなしには乗り越えられなかっただろうと想像できました。 運命に束縛されたままかと思われたレスリーに、想像だにしない幸せが訪れ、ジム船長も幸福な最期を迎え、アンとギルバートが夢の家を離れるところで本書は終わります。 アンが愛した夢の家はどんな様子だったのでしょう。再現されたものを見たいような、想像にとどめておきたいような・・・ アンシリーズはまだ続きます。
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アンの物語を読むとき、どの時代においても家の描写が細かく表現されている。どの家も目に浮かぶよう。次の巻も新しい家でのお話のようなので楽しみである。
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