1,800円以上の注文で送料無料

オブローモフ主義とは何か? 岩波文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

オブローモフ主義とは何か? 岩波文庫

ドブロリューボフ(著者), 金子幸彦(著者)

追加する に追加する

オブローモフ主義とは何か? 岩波文庫

定価 ¥550

330 定価より220円(40%)おトク

獲得ポイント3P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2002/11/14
JAN 9784003261019

オブローモフ主義とは何か?

¥330

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2014/12/03

文芸評論2本を収録。 正確には『文芸』評論ではなく『社会』評論と呼ぶべきテクストなのでは……という気がするが、ゴンチャロフの『オブローモフ』を読んでいることを前提に書かれているので、『文芸』評論でいいのだろうか。うーむ。 同時収録の『その日はいつくるか?』は、ツルゲーネフ『その前...

文芸評論2本を収録。 正確には『文芸』評論ではなく『社会』評論と呼ぶべきテクストなのでは……という気がするが、ゴンチャロフの『オブローモフ』を読んでいることを前提に書かれているので、『文芸』評論でいいのだろうか。うーむ。 同時収録の『その日はいつくるか?』は、ツルゲーネフ『その前夜』についての評論であるが、『オブローモフ主義とは何か?』とも深い繋がりを持っているので、収録順に読んだ方がいい。当然、『その前夜』を読んだ上で……と言いたいところだが、これを読んでいないのだったw 検索してみたら品切れでやんのw でもまぁ、岩波はそのうち復刊するか……。

Posted by ブクログ

2014/01/17

19世紀半ばのロシアにおいて精力的に文筆活動を行ったドブロリューボフの代表的な文芸評論。 てっきりオブローモフ主義というものをどこかの社会主義学者が唱えたイデオロギー的なものだと考えていた俺は「えっ、これ先にゴンチャロフの『オブローモフ』読まないと内容理解できないやん・・・」と思...

19世紀半ばのロシアにおいて精力的に文筆活動を行ったドブロリューボフの代表的な文芸評論。 てっきりオブローモフ主義というものをどこかの社会主義学者が唱えたイデオロギー的なものだと考えていた俺は「えっ、これ先にゴンチャロフの『オブローモフ』読まないと内容理解できないやん・・・」と思ってちょっと損した気分になった。 高い理想を口にしながら自らは行動せず、ただひたすら長椅子に寝そべっているオブローモフの姿はどことなく当時のインテリゲンツィアに対する皮肉のように聞こえる。 「もしも事務の混乱や負担の過重について苦情を言う官吏がいたら、彼は―オブローモフである。・・・(中略)・・・人類の困窮に心から同情し、そして収賄者や圧迫やあらゆる種類の不法行為についての、いつもおなじような(だがときにはあたらしい)アネクドートを永年のあいだ、たゆまざる熱意をもって、語り続けている、教養ある人々のグループの中に私がおかれたならば―私は自分がふるいオブローモフカ村に連れられてきたものと思わずも感じるであろう。」なんて書き方はロシアっぽさが存分に出てて何だかほっこりした。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品