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セーヌ左岸
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セーヌ左岸

H.R.ロットマン(著者), 天野恒雄(著者)

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セーヌ左岸

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 1985/01/01
JAN 9784622006114

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2012/02/09

脳出血で倒れた母の容体が安定して、はじめて落ち着いて読書できるようになって読み終えた。その前、残りわずかなところでレポート地獄に突入していたので、読み終えたくて読み終えたくて、もどかしかった本。 1930-パリ、しかも左岸の5、6、7区という時間も場所も非常に限られた中における「...

脳出血で倒れた母の容体が安定して、はじめて落ち着いて読書できるようになって読み終えた。その前、残りわずかなところでレポート地獄に突入していたので、読み終えたくて読み終えたくて、もどかしかった本。 1930-パリ、しかも左岸の5、6、7区という時間も場所も非常に限られた中における「作家の言説」が今とは比べ物にならないほど非常に大きい影響力をもっていた頃のお話。この私たちが生きる今との差異こそが歴史というべきなのか、改めてその断絶を強く感じさせられた本でもあった。この本を構成する数々の逸話が、その時代の息吹を強く感じさせてくれた。 この本に描かれた時代は文学が文学たりえなかった、そんな逆説的な状況における作家たちの生きた軌跡、苦闘であると言えるだろう。この時代のテクストを読む際に、この背景をつかんでいるか否かで理解が180度変わってきてしまう気がする。 ともかく読んでおいてよかった。

Posted by ブクログ