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田辺聖子の古事記 わたしの古典1
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田辺聖子の古事記 わたしの古典1

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田辺聖子の古事記 わたしの古典1

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 1986/01/01
JAN 9784081630011

田辺聖子の古事記

¥220

商品レビュー

4.2

6件のお客様レビュー

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2019/06/13

最近の研究では語り手=稗田阿礼は「女性だった」という説もある。田辺は『日本書紀』は男性社会が“大陸の隋・唐王朝に対し対等を主張した”書であるとすれば、古事記は女性社会が《社会の基礎をなすのは女性》原理を前提として書き下ろされたのではないか?と想像する。共通のテーマでも書紀は勇まし...

最近の研究では語り手=稗田阿礼は「女性だった」という説もある。田辺は『日本書紀』は男性社会が“大陸の隋・唐王朝に対し対等を主張した”書であるとすれば、古事記は女性社会が《社会の基礎をなすのは女性》原理を前提として書き下ろされたのではないか?と想像する。共通のテーマでも書紀は勇ましく、古事記は女性目線で戦士を思いやり、いたわる感覚が確かにある。神功皇后の話にしても古事記では悲壮感があるが、書紀ではやたら勇ましいだけ。記紀ともに白村江の敗戦を受けて、“半島での兵力使用の正当化”ではある。敗北は文藝を発達させる

Posted by ブクログ

2015/11/06

初めて読んだのは高校を卒業する頃だったと思う。発売後の田舎の書店はどこも在庫がなくて、取り寄せしたのを覚えている。 そろそろ読み返してみるかな。

Posted by ブクログ

2012/03/26

歴史書として解釈する古事記には興味あるけど、文学として表面をすくうだけの古事記はどうなのよ、と避けていたのですが、この本は全然違いました。文学としての美しさ、楽しさを薦める一方、歴史的な背景もきちんと注釈し、古代日本史の謎を解くための好奇心の扉を開かせてくれる、そんな素敵な一冊で...

歴史書として解釈する古事記には興味あるけど、文学として表面をすくうだけの古事記はどうなのよ、と避けていたのですが、この本は全然違いました。文学としての美しさ、楽しさを薦める一方、歴史的な背景もきちんと注釈し、古代日本史の謎を解くための好奇心の扉を開かせてくれる、そんな素敵な一冊でした。読んで良かった。

Posted by ブクログ

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