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子どもたちは、いま
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子どもたちは、いま

斎藤学(著者), トリイ・へイデン(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1999/08/20
JAN 9784152082329

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商品レビュー

4

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2024/08/22
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※このレビューにはネタバレを含みます

小説ではないし、1999年の対談だし、古い情報かなと思ってたのに……違った。古くない。基本というか、基礎になる考えが詰まってた。 どうして、もっと早く読まなかったのと本に対して思うことはあまりないけど、この本はそう思ってしまった。 目次ごとに見ていく。 第一部 傷ついた魂の叫び 最初はトリイの話からだった。どこに暮らしていて、どうして子どもたちと接することになったのか。その中でも選択制無言症の研究をすることにしたというのは初めて聞いたような気がする。通りで、ノンフィクションの中に度々、選択制無言症(場面緘黙の方が今は一般的な気がする)の子供がでてきたわけだ……と思ってしまった。 そういう話で最初の講演が終わって質疑応答。 ”燃え尽きてしまった”教師の質問への回答になるほどと思った。教師がサバイバー(虐待経験者)だった場合、子供への支援は難しくなる。なぜなら、子どもの気持ちがわかりすぎてしまって、切り分けて考えることができないからとあった。 そして、目標を『子どもたちの状況を良くしてあげたい』『子どもたちの人生をよりよいものにしてあげたい』という部分には設定しない。『毎日をどう過ごすか』という事が目標。 (もちろん、気持ちとして「子どもたちの人生を良くしてあげたい」というものはあっていい) という事が書かれていて、ノンフィクションはそれしか書いてなかったなと思った。ノンフィクション小説のままの姿勢がすごく好き。 一部の前半だけでもう、お腹いっぱい。 さて、一部後半は虐待のあとのプロセスと癒しのプロセスという事が書かれていた。 このプロセス部分だけでもこの本の価値があると思ってしまった。もちろん、トリイの事がわかるというのも良かったけど『虐待・トラウマの経験後の癒し方』がこれだけわかりやすく書いてあるの良い。一応、トリイの経験からの話と断りが入ってる。 まず、虐待のあとのプロセス ・虐待後に最初に来るのは”ショックと否認” ・二番目の段階は”怒り” ・三番目の段階は”罪悪感”と”うつ状態” ・最後、四番目の段階”受け入れ” 最後の受け入れ段階に向かうための癒しのプロセス ・第一「起こったことを認めるということ」 ・第二「これは起こるべきことではなかったということをはっきりと認める、認識するということ」 ・第三「自分が虐待されたこと、そこで自分が感じたことを表現すること」 これらはこの本では『虐待』となっているけど、他のトラウマなどでも応用できるのかもしれない。 トリイは私にないものを持ってるからすごく素敵だなと思ってしまう。 トリイのファンだけではなくて、『いじめ』にも興味がある人には役立つ本。 トリイ、好き。この本を読んで、ますます好きになってしまった。他の本を読みなおしたい。

Posted by ブクログ

2023/02/12

今までトリイの作品を読んできて、その素晴らしさに感銘を受けてきていたので、トリイ自身がどんな方なんだろうと思っていた事もあり、この本にはトリイらしさが感じられ、更にトリイがどんなことを大切に子供達と関わっているかも知ることができて、理解が深まって良かったです。

Posted by ブクログ

2015/05/17

スコットランドに住む教育心理学者と日本の精神科医の子供についての対談本。飲み仲間で「読み友」の先輩が紹介してくれた。「不完全さが人と人を結びつけてくれて、結びつくことによって人は完全に輝くことができる」という”不完全さの美”の話が印象に残る。

Posted by ブクログ

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