1,800円以上の注文で送料無料

フタバスズキリュウ発掘物語 八〇〇〇万年の時を経て甦ったクビナガリュウ DOJIN選書
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

フタバスズキリュウ発掘物語 八〇〇〇万年の時を経て甦ったクビナガリュウ DOJIN選書

長谷川善和【著】

追加する に追加する

フタバスズキリュウ発掘物語 八〇〇〇万年の時を経て甦ったクビナガリュウ DOJIN選書

定価 ¥1,540

¥605 定価より935円(60%)おトク

獲得ポイント5P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

6/21(金)~6/26(水)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 化学同人
発売年月日 2008/03/20
JAN 9784759813142

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

6/21(金)~6/26(水)

フタバスズキリュウ発掘物語

¥605

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/11/16

筆者は古生物学者。 前半はフタバスズキリュウ発掘の話、後半は筆者が関わった日本の恐竜化石についてなど書かれている。 古生物学者が書いた本を初めて読んだが、必要な専門知識の幅広さ(地質学的背景、古環境、古地理といった地史学、形態学、解剖学、発生学などの生物学)や研究費用の調達の難し...

筆者は古生物学者。 前半はフタバスズキリュウ発掘の話、後半は筆者が関わった日本の恐竜化石についてなど書かれている。 古生物学者が書いた本を初めて読んだが、必要な専門知識の幅広さ(地質学的背景、古環境、古地理といった地史学、形態学、解剖学、発生学などの生物学)や研究費用の調達の難しさ、発掘にも諸所の許可がいるなどといったことを知れて面白かった。 中国やアメリカでは恐竜の研究者がたくさんいるらしい。日本ももっと研究者に対して援助できればよいのに、と感じる。 いわき市石炭・化石館に行く前にと思い読んだ。 化石好きで普段より古生物学者との交流があった高校生に発見されたことで発掘・研究が進んだこと、発掘は地元の協力があったこと、なぜ発見から38年経って学名が決まったのか、その背景とその苦労、などを知ることができた。

Posted by ブクログ

2018/10/13

1968年に福島県の化石に興味をもつ高校生が発見したことから始まった白亜紀に生きた「首長竜」解明の物語。恐竜の仲間ではない爬虫類で海に住む。高校生が寄せた化石の情報から様々な経緯を経て最終論文が完成するまでに40年を要している。発見当時は、日本ではまだ恐竜の化石はほとんど発見され...

1968年に福島県の化石に興味をもつ高校生が発見したことから始まった白亜紀に生きた「首長竜」解明の物語。恐竜の仲間ではない爬虫類で海に住む。高校生が寄せた化石の情報から様々な経緯を経て最終論文が完成するまでに40年を要している。発見当時は、日本ではまだ恐竜の化石はほとんど発見されておらず、一部の学者を除いて日本に恐竜が生きていた時代があったとほとんど思われてもいなかったことも知ることができる。化石の発見当時、周りや化石そのものに刺さるサメの歯が多く発見され、これらはフタバスズキリュウをサメが食い尽くしたものと推定するに至ったとの経緯などもおもしろい。 化石が発見された地層(双葉層群)と発見者(鈴木直)のなまえをとってフタバスズキリュウと名付けられた。現在は、全長7mほどの復元模型が上野の国立博物館に展示されている。 著者は、古脊椎動物の研究が専門。

Posted by ブクログ

2014/02/24

私自身、子供の頃から一貫して恐竜なんて全く興味がなかった。 でも息子を持つと話が違ってくる。 きっかけはキョウリュウジャー。 食いつきますよ、ちびっ子は。 キョウリュウジャーに始まり、恐竜のおもちゃや図鑑。 時には博物館に行ったり。 で、「のび太の恐竜」。 本のレビューとは全く関...

私自身、子供の頃から一貫して恐竜なんて全く興味がなかった。 でも息子を持つと話が違ってくる。 きっかけはキョウリュウジャー。 食いつきますよ、ちびっ子は。 キョウリュウジャーに始まり、恐竜のおもちゃや図鑑。 時には博物館に行ったり。 で、「のび太の恐竜」。 本のレビューとは全く関係ないけれど、ピースケとの別れのシーンで息子も一緒にポロポロ泣いたんですよ。 いやー、大人になったな。 テレビを見て泣くなんて初めてのこと。 そういや、私もこの映画見て泣いたよな・・・、なんてこっちまでジーン。 話が逸れてしまった。 そう、のび太の恐竜のピースケこそフタバスズキリュウ。 いや、首長竜は恐竜じゃないんですけどね、正確には。 それ位は私も知っていましたけどね。 なんて偉そうに言ってるけど、息子の図鑑を見て初めて知ったのが実のところ(笑) それはさておき、本書はフタバスズキリュウの発掘および研究の第一人者である長谷川先生による。 発見されたのはもう40年以上も前なのに、この本が書かれたのは2008年。何で今さら?と言う気がしないでもない。 が、新種として認定され和名が決定したのは2006年のこと。 なんとまあ長い年月がかかったことか。 今でこそ、一般的な首長竜という呼称。 実は長谷川先生が、フタバスズキリュウを一般に認知させるために命名したそうだ。びっくり! また話は戻るがのび太の恐竜では、のび太が恐竜の卵を発見し一生懸命温めるというシーンがある。 しかし、実はフタバスズキリュウは卵生ではなく胎生。 卵を温めること自体不可能なのだ。 おまけに、陸に上がることもなかった。 陸に上がった途端、自らの重みで動く事は出来なかっただろうと。 全然映画と違うじゃん(笑) 私が見ているのはオリジナルののび太の恐竜。 リメイク版の映画ではこの辺り、どうなっているのだろう。 気になる・・・。 のび太、のび太と連呼してしまったが、本書の魅力は発掘のロマンだ。 一人の少年が恐竜の骨らしきものを発見したのがきっかけに、日本で初めての首長竜の化石が発見されたのだ。 それもほぼ完全に近い形で。 これをロマンと言わず何と言えるか。 長谷川先生は、まだまだ日本中に恐竜の化石が埋まっているとおっしゃっている。 もしかしたら、我が息子も発見のチャンスがあるかもしれない。 それがもし新種と認定されたら、私の苗字がついちゃったりするかもしれないんだな。 ロマンだな~。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品