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蝦蟇の油 岩波現代文庫 文芸37
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2001/08/20 |
JAN | 9784006020378 |
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蝦蟇の油
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商品レビュー
4.1
9件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ウェブ上でバラバラに読んだ記述の、おおもと。 いいボイス。 兄の自殺……中上健次。 @ 日本を代表する映画監督黒澤明が自らの半生を回想した自伝.少年時の思い出に始まり,映画との出会い,美術・文学・音楽の経験,助監督時代を経て,鮮烈なデビュー作「姿三四郎」から「羅生門」でヴェニス映画祭グランプリを受賞するまでが,大正・昭和の世相を背景に感動的に語られる.巨匠の創造の秘密に迫る貴重な証言.(解説 淀川長治) 1978年3月から9月まで『週刊読売』に連載。加筆・訂正の再構成のうえ、1985年の映画『乱』公開前の1984年に岩波書店より単行本にて刊行された。以降1991年に同時代ライブラリー版が、2001年に岩波現代文庫版が刊行された[1]。 目次 1 旧友交歓 ……幼時の頃 幼年の頃 森村小学校 黒田小学校 旧友交歓 少年のいる風景 つむじ風 剣道 棘と毒 書道 紫式部と清少納言 2 赤く長い煉瓦屏 ……明治の香り 大正の音 神楽坂 天狗の鼻 蛍の光 お茶の水 赤く長い煉瓦屏 大正十二年九月一日 闇と人間 恐ろしい遠足 3 迷路 ……仰げば尊し 私の反抗期 遥かなる村 系図 富樫の伯母 苗 迷路 私の兵役 弱虫小虫 浮世小路 書きたくない話 ネガとポジ 4 長い話 ……危い曲り角 峠 P・C・L 長い話(一) 長い話(二) 疳の虫 好人 悪戦 私の山 5 用意、スタート ……用意、スタート 「姿三四郎」 一番美しく 「続姿三四郎」 結婚 虎の尾を踏む男達 日本人 6 「羅生門」まで ……「わが青春に悔なし」 「素晴らしき日曜日」 どぶ沼のある街 「酔いどれ天使」 賽の河原 「静かなる決闘」 鮭の繰言 「野良犬」 「醜聞」 「羅生門」 ◇黒澤明監督作品 ◇解説 黒澤明の命の本 淀川長治
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読んだのは単行本。角背の箱入りという、昔はよくある体裁だが今ではたいへん贅沢なつくり。 それはさておき。 映画、邦画が好きなら一度は読んでおかんといかんと思っていた本書、ちょっと期待外れ。 というのは、私は黒澤監督の子供時代などどうでもよく、彼の映画論やエピソードを期待していたの...
読んだのは単行本。角背の箱入りという、昔はよくある体裁だが今ではたいへん贅沢なつくり。 それはさておき。 映画、邦画が好きなら一度は読んでおかんといかんと思っていた本書、ちょっと期待外れ。 というのは、私は黒澤監督の子供時代などどうでもよく、彼の映画論やエピソードを期待していたのであって、たしかにそれらにも触れられているが、それも『羅生門』まで。 それ以降の『生きる』『七人の侍』『蜘蛛巣城』『隠し砦の三悪人』『天国と地獄』etc.etcに関する話が読みたかったのである。 本書は黒澤監督の生の声が聴けるという利点はあるが、黒澤映画についてなら佐藤忠男氏の『黒澤明解題』のほうが充実して面白かった。 そちらを読み直そう……。
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黒澤明監督が67歳くらいの時に「週刊読売」に連載していたものに、加筆・修正したもの。監督が産まれてから『羅生門』で受賞するまでについて書かれている。 幼少期の家族との関わりや学校での事なので、興味深いエピソードが満載。ひ弱で苛められていたのが、剣道やって強くなるところなど黒澤映...
黒澤明監督が67歳くらいの時に「週刊読売」に連載していたものに、加筆・修正したもの。監督が産まれてから『羅生門』で受賞するまでについて書かれている。 幼少期の家族との関わりや学校での事なので、興味深いエピソードが満載。ひ弱で苛められていたのが、剣道やって強くなるところなど黒澤映画と同じように爽快だった。 兄妹の多くが端役に亡くなられていたり、お兄さんからの影響が強かったりと、ルーツ的な部分にも触れられています。 助監督時代や監督になってから撮影した作品についての話も、作品を観てるとさらに楽しめると思います。 一時期はプレミアが付いていたようですが、再発されたからか今は普通の価格で販売されています。 黒澤ファン、映画ファンには是非読んで頂きたい本です。
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