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クアトロ・ラガッツィ(下) 天正少年使節と世界帝国 集英社文庫
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クアトロ・ラガッツィ(下) 天正少年使節と世界帝国 集英社文庫

若桑みどり【著】

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クアトロ・ラガッツィ(下) 天正少年使節と世界帝国 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2008/03/25
JAN 9784087462753

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商品レビュー

4.5

37件のお客様レビュー

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2026/01/17

小説ではなく史実を追っていったものなんだけど、後半になるにつれどんどんとキリシタン迫害の壮絶さが恐ろしくなっていく。ナチスによるホロコーストにも例えられるくらいだ。 天正少年使節のヨーロッパ各地での歓迎ぶりがまず凄い。世界の果てまでも届いたキリスト教を証明する若者がやってきた。...

小説ではなく史実を追っていったものなんだけど、後半になるにつれどんどんとキリシタン迫害の壮絶さが恐ろしくなっていく。ナチスによるホロコーストにも例えられるくらいだ。 天正少年使節のヨーロッパ各地での歓迎ぶりがまず凄い。世界の果てまでも届いたキリスト教を証明する若者がやってきた。それに歓喜する者、政治的に利用する者、だが彼らの安全は保証されていた。そんな天国から帰国した彼らを待っていたのはキリシタン追放令だった。 信長時代は自由に布教していたキリスト教が、秀吉の天下になるとともに禁止されていき、果ては追放、拷問、死刑。キリスト教を邪教と秀吉をそそのかすのは仏教徒。それぞれが衆生を救うことを目的としているはずなのに。 解説でも書かれているが、著者は日本側の史料、海外の史料の両側から史実を見ている。当時の政治的状勢なども鑑みて、史料から透けて見える事柄を読んでいく。そこが推理小説的でもあって面白い。 信長は破天荒、秀吉は小狡い、家康はおおらか、なんて勝手な思い込みがあったが、この本を読んだ後では、信長は先を読みすぎて他がついて来れなかった、秀吉は残虐な恐怖政治家、家康についてはほとんど描写はなかったがキリスト教迫害については秀吉と同等かそれ以上に残虐、という印象に変わってしまった。 読み終えた後書店に寄ると、大河ドラマの影響か秀吉関連の本がたくさん並んでいる。表紙を見る限り、どれも明るく好印象な秀吉だ。とても今の気分では読めないと思った。

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2025/08/28

天正少年使節のローマ訪問から日本帰国後までの様子が記載されています。新しく知ることばかりで読みごたえがありました。

Posted by ブクログ

2024/04/15

本能寺の変、織田信長の暗殺についてがとても読み応えがあった。明智光秀が何故、織田信長暗殺の行動を取ったのか、朝廷の思惑など。これについては日本の中の侍の小競り合い目線では収まらない、キリスト教の存在がここまで大きなうねりとなったのが自分にとっては初めての説でとても興味深く、読んだ...

本能寺の変、織田信長の暗殺についてがとても読み応えがあった。明智光秀が何故、織田信長暗殺の行動を取ったのか、朝廷の思惑など。これについては日本の中の侍の小競り合い目線では収まらない、キリスト教の存在がここまで大きなうねりとなったのが自分にとっては初めての説でとても興味深く、読んだ時は興奮して家族に話したくらい笑 伊勢神宮参りが流行った(定着した?)ことの理由に、キリスト教徒ではない証明として、というのも初耳で興味深かった。 秀吉の暴君ぶりに対して、民衆が対抗せず自殺しているというのを読んだ時、現在の日本国民も政府の酷さに声を上げずに悲観し絶望し自殺する人も、声を上げない人もいるなと思っていたことがどこかつながった。国民性なのだろうか。 織田信長のとんでもなさ、スケールの大きさを思い知り、秀吉のプライドとルサンチマンの高さにドン引きした。 天正遣欧使節の少年たちについて、教科書に出てくる名前以外については知らなかったので、原マルティノが語学に長けているとか、中浦ジュリアンがあんなことに、とか、個性や帰国後の苦労など、生きていた彼らについてきちんと知ることができて良い機会であった。 読んでも読んでも終わらない読書かと思っていたけどなんとか読み終わることができたけれど…固有名詞は知らないことも多く、自分が世界史にも地理にも知識不足ゆえに、理解は程遠いのだと思う。 でも今の自分で読めるところを頑張って読みました。 この本には、原田マハさんの『風神雷神』きっかけで手を伸ばしました。 原田マハさんの勉強家な部分にも、若桑みどりさんの研究熱心、フラットな思考回路、膨大な資料をまとめる文章力に感心しきりでした。 ボリュームがすごすぎるために、文庫化した時に注釈が下巻にだけまとまったのかもですがこれは読みづらかったです。校正に出す費用がなかったのかなあ。 本によっては注釈にまで著者の意見やコメントがあるものもありますが、本著はシンプルな引用元の表記だったので、参照する機会が少なかったのが救いでした。 ◾️印象に残ったフレーズ p102 人間の価値は社会において歴史に名前を残す「傑出した」人間になることではない。それぞれが自己の信念に生きることである。 p118 知識だけが人間を進歩させ、解放するのだから、知識の窓を閉ざして仕舞えば、その成長は遅れる。 p217 「英雄色を好む」などといった俗っぽいことばで、秀吉の行為を見のがすことは自分自身が男根中心主義(ファロセンチュラリズム)である男性の歴史家のやることである。 p220 右近はキリスト教信仰と主君の命令とがどちらが重いかはわからない、ただ自分が変えぬと誓った信仰を変えることは武士にふさわしくない、そのようなことはたとえ主命であってもできないと言った。

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