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漢字は日本語である 新潮新書
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漢字は日本語である 新潮新書

小駒勝美【著】

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漢字は日本語である 新潮新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2008/03/20
JAN 9784106102530

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商品レビュー

3.4

15件のお客様レビュー

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2015/11/14

確かに漢字を調べるのに漢和辞典は不便だと思ってた。著者が編纂された新潮日本語漢字辞典は見てみたい。 漢字に関する疑問に思ってたことも記述されてた。使える漢字と使えない漢字、その理由はややこしい。

Posted by ブクログ

2014/12/02

本著は一般的な漢字論といえるが、矢張り『新潮日本語漢字辞典』は画期的というより、白川静以来の快挙と申し上げたい。

Posted by ブクログ

2014/03/29

 漢文を読むための漢和辞典ではなく、はじめて「日本語に使われている漢字を収録した漢和辞典」という『新潮日本語漢字辞典』。その企画者であり、新潮社の校閲部に勤務する著者が書いた、漢字にまつわるあれこれの話。  学者が書いた本ではなく、校閲者が書いた本、という特徴はよく出ている。異体...

 漢文を読むための漢和辞典ではなく、はじめて「日本語に使われている漢字を収録した漢和辞典」という『新潮日本語漢字辞典』。その企画者であり、新潮社の校閲部に勤務する著者が書いた、漢字にまつわるあれこれの話。  学者が書いた本ではなく、校閲者が書いた本、という特徴はよく出ている。異体字の話や、人名漢字、常用漢字・JIS漢字の話など、おもしろいと感じる人がどんくらいいるかは置いておくとして、こういう視点で書いた漢字の本はたぶんなかった。  目ウロコだったのは、漢字の部首がどう決まるのかということ。「問、聞、悶、閣、閥、閲」の6つの漢字で、〈すべて「門がまえ」かと思いきや、これがそうではない。「閣、閥、閲」は「門の部(門がまえ)」で正解だが、問は「口の部」、聞は「耳の部」、悶は「心の部」に属するのである。なぜこんな面倒くさいことになるのかというと、部首は基本的に、意符の部分を取ることになっているからだ。意符とは、漢字の意味を表す部分。これに対して、音を表す部分を音符と呼ぶ。〉つまり、「モン」と読む漢字の部首は音符が「門」であるから、「門がまえ」ではないという訳。くそー。そんなこと習ったかなぁ。これだけで、ずいぶん漢和辞典を引きやすくなるなぁ。  あと、〈漢字は元来、どの部分を左に書こうが右に書こうが、上に書こうが下に書こうが、かまわなかった〉というのも「へぇ」。「峰」でも「峯」でもイイというのが、ほかのいろんな字でもあったわけで。そういえば横浜の書店「有隣堂」の「隣」の字、ホントは「鄰」という字なんだよね……とか。  ぜんたいとしてすごくおもしろいかというと、オレは「ほどほど」だったんだけど、オレよりももっと漢字好きな人はすごくおもしろい本かもしれない。

Posted by ブクログ

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