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小説から遠く離れて 河出文庫
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小説から遠く離れて 河出文庫

蓮實重彦(著者)

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小説から遠く離れて 河出文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 1994/10/25
JAN 9784309404318

小説から遠く離れて

¥770

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みんなの感想まとめ
  • 小説批評
  • 社会システム
  • 依頼と宝探し
  • 自分探しの旅
  • 文学の再考
  • 内面描写の重要性
  • 昭和文学の考察
  • 作家の自由探求
  • 文藝コレクション
  • 河出文庫

物語の構造やテーマに対する鋭い考察が展開されており、特に「宝探し」が「依頼」として代行される形式が日本文学の中でどのように普遍化しているかが論じられています。著者は、昭和の終わりに出版された長編小説を通じて、作家たちが無意識のうちに社会システムに従属している様子を批判し、真の小説とは人間の内面を描くものであるべきだと主張します。また、自覚的な作家たちが「宝探し」を「自分探し」に変えることで、自由な人間のありようを模索している点も興味深く、長編評論としての新たな視点を提供しています。村上春樹や大江健三郎などの著名な作家の作品が取り上げられ、文学の可能性を再考させる内容が魅力的です。批評の中には疑問を持つ声もあり、読み方に関する多様な視点が示されているのも特徴的です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2024/02/04

昭和の終わりに出版されたいくつかの長編小説からは なぜか共通の構造が見いだされた それは、「宝探し」を「依頼」されて「代行」する物語だ なぜそういう現象が生じ あまつさえ売れてしまったのかといえば 要するに日本の文学が痩せ細っているからだ …という話です 上意下達の社会システムに...

昭和の終わりに出版されたいくつかの長編小説からは なぜか共通の構造が見いだされた それは、「宝探し」を「依頼」されて「代行」する物語だ なぜそういう現象が生じ あまつさえ売れてしまったのかといえば 要するに日本の文学が痩せ細っているからだ …という話です 上意下達の社会システムになんの疑問も持たない作家たちは 無意識のうちにそのような既存の物語をなぞっている けしからんことだ 小説というのはそんなもんじゃない システムではなく人間を書くのが小説である 自覚的な少数の作家たちは 「宝探し」を「自分探し」に置き換えて システムに左右されない人間を創造しようとした その中に生まれたのが 異化という名の言葉遊びで持続する長編スタイルだった それは真に自由な人間のありようなのだ これがニューアカ時代の文芸批評って感じですね まあ僕には異論アリアリで 著者が批判的に論じている「宝探し」すべて 徒労に終わっている点を もっと重視すべきでないかと思うんだけど

Posted by ブクログ

2014/01/28

俎上に挙げられているのは村上春樹、井上ひさし、丸谷才一、村上龍、大江健三郎、中上健次、石川淳の小説。 評論としては面白かったが、読み方に関しては首を傾げるところもあり。

Posted by ブクログ

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