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ドイツ史を考える
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 山川出版社 |
| 発売年月日 | 2008/03/11 |
| JAN | 9784634672116 |
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ドイツ史を考える
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山川出版社 トーマスニッパーダイ 「ドイツ史 を考える」 近代化、ナショナリズムと独自性(アイデンティティ)、歴史の社会的役割などをテーマとした歴史エッセイ 歴史は過去を復元できないが、現在の社会に見られる様々な価値体系を教えることができるという結論。近代化やナショナリ...
山川出版社 トーマスニッパーダイ 「ドイツ史 を考える」 近代化、ナショナリズムと独自性(アイデンティティ)、歴史の社会的役割などをテーマとした歴史エッセイ 歴史は過去を復元できないが、現在の社会に見られる様々な価値体系を教えることができるという結論。近代化やナショナリズムは ファシズムに変異する危険も併せもつことも論じている ヨーロッパの多元性(自立的諸権力の対抗関係)のなかに、近代性を見出し、ドイツの急速な近代化は 他のヨーロッパ諸国を 後追いすることに 駆り立てられたからとのこと。日本の急速な近代化も似ている? 名言「学問共同体の作業過程の重要な要素はディスカッションと批判である〜新しい視点は 従来の視点に比べ、何か間違っているのでなく、両者は関連しているのである。問われるのはこれまでの認識の是正、修正、拡張なのである」 「独自性を求めて」 独自性(アイデンティティ)とは、国民が 歴史を通して受け継いできた文化を意味しているように思う。 文化が国民を規定するアイデンティティは、ヨーロッパに共通して見られる現象であるが、アイデンティティが国民を統合してファシズムに変種するおそれがあるとのこと 「ここで問われているのは国民の独自性である。国民の独自性は全体として歴史的遺産の中に現存している。個々人はその個人的独自性を、歴史的・文化的遺産を自分のものとすることによって、国民的共通性の中に見出すのである。だから国民的独自性を大事にし、それを高めなければならない」 「歴史は客観的か」 1.反客観主義者の論拠を検証 客観的ということが過去の復元を意味するなら、客観的な歴史はありえない。歴史は過去を復元しない 現代のためにわれわれは歴史を語っているのである 2.歴史学における価値判断の問題 われわれの価値を他の時代に適用し、過去をわれわれの価値で測ることは時代錯誤である。それは主観的であって客観的ではない 歴史はもろもろの価値体系の間の選択可能性〜手段と目的の関係、平等と自由の関係、国家と国民の関係〜を解明し、自分を方向づけるのを助ける 3.歴史は 限定された意味において客観的であり得る〜規範として目指されるべき客観性 歴史家は価値判断の権能を持たない 客観性とは事実でなく、規範であり理想である。歴史が客観的でなくともその規範が間違っていることにはならない われわれの現在は、たくさんの前史の集合の連続性のネットワークのなかにある。ある過去の歴史は、一つの行き先だけでなく、たくさんの行き先を持っている 4.歴史家と歴史学生が担う社会的責任〜客観性要請とアンガージュマン 歴史が社会に教える〜客観性を目指す歴史こそ、過去を経験させることによって、われわれの意思と存在に一つの支えを与えてくれる *現在がなぜこうなったのか *与えられた状況の中で人間と社会に何ができるか *われわれの行動がどのような結果をもたらすか *どの価値が互いに融和しえるか *目的と手段の関係がどうなっているか *国民とは何か *アイデンティティとアイデンティティの危機とはどういうことか *人間の有限性
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「複雑で矛盾に満ち、しかし常に発展の可能性を持って未来に開かれていた過去の現実に対して、歴史はもっと「公正」でなければならない」という主張をする歴史学者の論文集の邦訳。ドイツにおける伝統と近代性の関係、プロイセンの大学、ロマン主義的ナショナリズム、キリスト教政党、等々について。も...
「複雑で矛盾に満ち、しかし常に発展の可能性を持って未来に開かれていた過去の現実に対して、歴史はもっと「公正」でなければならない」という主張をする歴史学者の論文集の邦訳。ドイツにおける伝統と近代性の関係、プロイセンの大学、ロマン主義的ナショナリズム、キリスト教政党、等々について。もとは専門外の人たちを相手にしての公演のために書いたものであるためか、比較的読みやすかった。
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