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藍色回廊殺人事件
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 1998/11/02 |
| JAN | 9784062094047 |
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藍色回廊殺人事件
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【概略】 徳島県の八十八か所お寺巡りの取材に訪れた浅見光彦は、徳島県が観光ブランドとして推進する藍色回廊を知りその魅力を深堀りする。そんな中、「殺される」というメッセージが車内に残された十二年前の事件に対し、やはり引き込まれていく。十二年前の悲劇は、吉野川第十堰と可動堰化問題と...
【概略】 徳島県の八十八か所お寺巡りの取材に訪れた浅見光彦は、徳島県が観光ブランドとして推進する藍色回廊を知りその魅力を深堀りする。そんな中、「殺される」というメッセージが車内に残された十二年前の事件に対し、やはり引き込まれていく。十二年前の悲劇は、吉野川第十堰と可動堰化問題とのつながりに発展していった。1752年に建造され、今もなおその働きは色褪せない第十堰の存在と、地元経済の活性化が根底にある可動堰化問題という社会的な対立を旅情あふれる語り口で織り交ぜたミステリー。 2025年08月11日 読了 【書評】 本来ならば徳島県遠征の前に読了すべきものを、遠征出発の日に届いたという。しかも文庫ではなく単行本・・・注文を誤ってしまった。 読了直後の印象は、「徳島県に行く前に読み終えたかった」というもの。(結果的に宿でカンヅメだったけれど)一日空いてる日があって、読了していたらおそらくは訪れる場所が変更していただろうという。それぐらい、徳島県を美しく描いていたと思う。特にこの第十堰という歴史的建造物、観たかった! まずはミステリーの観点からの感想。「くぅ~、そうきたかっ!」という予想を覆す展開がラストに待っていてね。今回は読み切れなかったね。内田康夫さんは結末までのプロットを決めてから書くタイプではなく、書き進めるうちに展開を決めるというタイプらしく、主人公の浅見光彦と同じタイミングで新事実を知ることができる。だから同じ条件下で謎解きをしているハズなのだけど、今回はしくじったね。 個人的な意見なのだけど、浅見光彦シリーズは大胆なトリックなどを採用した推理小説ではなく、各地域を舞台にした人間関係の機微を描いた文学作品ともとれるし、その時代や地域に根差した社会問題を取り上げて(織り交ぜて)描く社会派作品ではないかと思っているのよね。今回は、第十堰の存続と可動堰化問題という、徳島県がリアルに直面していた問題を取り上げてその是非を各登場人物に描かせていた。内田さん個人の感覚は反対に近いスタンスなのかな?気になって可動堰化問題をネット検索してみたら、1999年(平成11年)に住民投票が行われ圧倒的な反対の民意が表現され、第十堰は残り、可動堰については計画を白紙というものに。長良川河口堰をはじめとする公共工事に一石を投じたものだったみたいだね。当時25歳の自分、全く記憶になくて。申し訳ない。 「えー実際に見てみたい!」「読んでみたい!」と思ってもらうためにもう少し追加説明をすると、第十堰というのは1752年(宝暦2年)に治水対策として建造された堰だそうな。日本史だと田沼意次の時代みたい。そんな時代に作られた堰が、今も機能してるって凄くない?写真で見ると、なんともいえない雰囲気を醸し出してるのだよねぇ。満潮時と干潮時でまた装いも違うみたいだし。鮎の遡上の様子なども興味深い。この点が「遠征前に読み終えていたかった!」点なのよね。 住民運動で公共事業にストップがかかったというのも、ね。なんでもかんでも反対しろという立場でもないけれど、ブレーキをかける、立ち止まる勇気は持っていたいじゃない?それを実現させたというのもストーリーだよね。それが250年も前にできあがった建造物がいまだ機能していることが決め手になってるってのも、オツじゃないのよ。 一つだけ、「えぇ~すこはフィクション・・・というより実現しなかったのぉ?残念!」なのが、タイトルにもある「藍色回廊」という表現。インターネット検索をすると、徳島県の新ブランディングでこの藍色回廊(+他の回廊)を活用する計画は実際にあったそうな。でもなにかの理由で実行されなかったみたい。素敵な表現なのにね。そうとも知らず、てっきり実在してるものだと思って徳島大学の教授に「本当は藍色回廊とかもまわってみたかったのですよねぇ」なんて言っちゃった。「うん?そんな回廊なんて、あったかなぁ」と反応した教授、正解なんだよね。ここでもやはり「遠征前に読み終えたかった(いや、ちゃんと裏をとるべきだった)!」なんだよね。 次回の徳島県訪問の際には、第十堰をはじめとして、色々とまわってみようと思うよ。
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作家さんの全盛期に書かれたものなのか。いい感じでまとまっていて、ページもすすみました。 吉野川第十堰が舞台になっていて、歴史的な背景もきちんと書かれていたのと、当時は結構騒がれていたことがベースになっているのだなぁと、気がつくことが出来ました。(本当にあったの?そんな問題が?...
作家さんの全盛期に書かれたものなのか。いい感じでまとまっていて、ページもすすみました。 吉野川第十堰が舞台になっていて、歴史的な背景もきちんと書かれていたのと、当時は結構騒がれていたことがベースになっているのだなぁと、気がつくことが出来ました。(本当にあったの?そんな問題が?と思いつつ調べたら、本当にあった)
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吉野川第十堰を背景に、ドラマにもなったお茶の間推理小説。主人公浅見光彦は和製ホームズといったところかな。 社会現象やその土地を詳しく調査してさらっと背景に書いていくあたりは自然体でとてもいいのだが、ミステリーとしては設定に無理があるものが多く見られる。 そもそもこの作者...
吉野川第十堰を背景に、ドラマにもなったお茶の間推理小説。主人公浅見光彦は和製ホームズといったところかな。 社会現象やその土地を詳しく調査してさらっと背景に書いていくあたりは自然体でとてもいいのだが、ミステリーとしては設定に無理があるものが多く見られる。 そもそもこの作者は、ミステリーは背景であり、社会現象とか舞台となる土地の紹介の方が本筋ではないかとさえ思える(そう理解した方がわかりやすい作品だ)。 本作は特に(私が苦手な)ラブロマンスだけに、殺人の動機などが希薄に感じて仕方がない。登場人物も少なく伏線が張られるものではないので、気楽かつ一気に読める。ラスト数ページで全ての謎を解くという手法もいい感じだ。ただ、私には長続きしそうにない感じだなぁ。もう一冊読んでみてから判断しようかな。
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