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完訳 マルコムX自伝 上 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2002/03/22 |
| JAN | 9784122039971 |
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完訳 マルコムX自伝 上
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商品レビュー
4.4
10件のお客様レビュー
マルコムXと聞いて、「本名?Xって何?」という疑問はあったが、特に調べずに生きてきた。実際、『マルコムX自伝』を読むとその理由が分かった。「X」というのは彼がシカゴの教団員になる際に貰った名前で、永久にわからない自分のアフリカの家族の姓の象徴だった。 歴史に名を刻むアフリカ系ア...
マルコムXと聞いて、「本名?Xって何?」という疑問はあったが、特に調べずに生きてきた。実際、『マルコムX自伝』を読むとその理由が分かった。「X」というのは彼がシカゴの教団員になる際に貰った名前で、永久にわからない自分のアフリカの家族の姓の象徴だった。 歴史に名を刻むアフリカ系アメリカ人に共通しているように思われるのは、幼い頃は頭が良く、他の白人と知的能力に差がないというエピソードを持っているということだ。 もちろん、アフリカ系アメリカ人が生きるには厳しいアメリカ社会であるから、大きくなるにつれ、順当な生活を送れなくなり、本人の能力とは関係なく落ちぶれ、そうでなくても、黒人がなれる職業という制限によって、人生の最大値が決まった状態で生きなければならない。 であるから、最初は自分も頭が良い生徒であるから白人に劣等感を抱くこと全くなかったし、白人と自分に差があることは知らずに生きていたのに、大きな理不尽によって白人との間に壁を感じるようになる。 マルコムXは刑務所に8年ほど収容され、その間に読書をし、勉強をしたことによって知的好奇心が爆発し、手が付けられなくなるという珍しい変化を遂げる。学校を卒業できずに母校などない彼にとって、まさに本が母校だった。本書『マルコムX自伝』でも、刑務所で覚醒する前と以前で、書きぶりが全然違う。 本書を読んでも、自分の人生に与える影響を最小限に抑えられるのは私が日本人であるおかげである。
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マルコムXといえば、暗殺された黒人運動のリーダーということしか知りませんでした。 だからなんとなく、品行方正なカリスマ、ガンジーのような人かと思っていたのですが、全然違いました。 父を殺され、子だくさんの一家を母が支え切れるわけもなく、福祉局や裁判所の人たち(白人)は寄ってたか...
マルコムXといえば、暗殺された黒人運動のリーダーということしか知りませんでした。 だからなんとなく、品行方正なカリスマ、ガンジーのような人かと思っていたのですが、全然違いました。 父を殺され、子だくさんの一家を母が支え切れるわけもなく、福祉局や裁判所の人たち(白人)は寄ってたかって、家族を分断しようとする。 結局一番素行の悪かったマルコムから、徐々に兄弟はばらばらになっていく。 1925年生まれの彼は、いくら学校の成績が良くても、自分の将来は頭打ちだということに、小学生の頃に気がついてしまう。 アメリカ北部に住んでいた彼は、黒人だからといっていじめられたわけではない。 むしろ学校の人気者で、先生にも一目置かれていたからこそ、夢を見るなとくぎを刺されてしまったのだ。 それは、まったく悪意とは別のもので、だからこそ絶望しか感じられなかったのだ。 都会に住む姉を頼り故郷を出、白人のようにふるまい、毎日を面白楽しく過ごすうちに酒や麻薬に溺れ、ついに投獄されてしまう。 そして監獄の中で、本を読むこと、字を書くことを覚え、なぜ黒人は貧乏で、今も将来も閉ざされているのかを、イスラム教を学びながら考えていく。 白人という悪魔が、キリスト教を使って黒人を虐げているのだ! ”パウロの肌の色は何色でしたか。彼は黒人のはずです……というのはヘブライ人だからです……そして最初のヘブライ人は黒人でした……よね?イエスの肌の色は何色でしたか……彼もヘブライ人でした……よね?” ヘブライ人が黒人とは知らなかった。 ってことは絵画で見かけるイエスは全然違うじゃん! 一番驚いたところ。 マルコムXの「X」とは、永久にわからない自分のアフリカの家族の姓の象徴で、教団員がみんな用いていたものだった。 失われた、いや、白人に奪われた故郷アフリカ、黒人としての尊厳。 その無念はわかる。 けれど、黒人至上主義は、白人至上主義と同じくらい違うと思うのだが。 もともと中世のイスラム教は、人種差別も宗教差別もしない、科学的にも芸術的にもキリスト教より断然進んでいたときいている。 上巻は1950年代最初のころまでが書かれている。 つまり、60年代の公民権運動よりも前。 想像以上に黒人たちは虐げられていて、だからこそ白人を見返したい気持ちは澱のようにたまっていて、怨嗟の声が噴き出すのは時間の問題。 マルコムXの結婚でこの巻は終わるが、不穏な気配濃厚。
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刑務所での読書によってみるみる目が開かれていく場面が感動的。麻薬、強盗、ポン引きとあらゆる悪徳に手を染めたハスラー時代の回想は苦い悔恨に満ちているのだが(特にローラのエピソード)、それでも語り口が生き生きとしていて否応なく面白く読めてしまう。「リンディ・ホッピング」「ズート・スー...
刑務所での読書によってみるみる目が開かれていく場面が感動的。麻薬、強盗、ポン引きとあらゆる悪徳に手を染めたハスラー時代の回想は苦い悔恨に満ちているのだが(特にローラのエピソード)、それでも語り口が生き生きとしていて否応なく面白く読めてしまう。「リンディ・ホッピング」「ズート・スーツ」「コンク」等々、当時の風俗についても知ることができる。
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